基地、原発、慰安婦、この国の政治手法はいつからヤクザまがいになったのか

沖縄 島ぐるみ会議 1

我が国政府の政治手法はいつからヤクザまがいになったのか。

2015年、安倍政権の「安保法制」や「辺野古基地問題」など、国民無視の悪政が際立った一年だった。
しかもただそれだけではなく、その政治手法には「政策」らしきものがなく、ただ金で言う事を聞かせるという政治の堕落も問題になった。

琉球新報<社説>2015年回顧 民主主義問われた1年 諦めず、声を上げ続けよう
「戦後70年、戦争体験者が少なくなる中、あらためて不戦を誓った1年が暮れようとしている。
 沖縄戦の教訓である「軍隊は住民を守らない」。県民はそのことをよく知るからこそ、戦争につながる全てのことを否定してきた。
 そうした県民、国民の願いと逆行するように、安倍政権は辺野古新基地建設や安全保障関連法成立などで強硬姿勢をあらわにし、民意と強権の対立が鮮明になった。」
http://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-196803.html

沖縄の基地問題で、金をちらつかせて恫喝

辺野古新基地に反対する沖縄の民意に、予算をちらつかせて恫喝発言をしたのは、本来沖縄の声を政府に届けるべき島尻沖縄担当相だった。
http://ryukyushimpo.jp/news/entry-188826.html

一方辺野古新基地に隣接する地元「久辺(くべ)三区」には、県や市を通さず直接補助金を交付 地元3地区に国補助金交付へ 辺野古基地反対名護市の頭越し
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201510/CK2015102702000116.html

「沖縄振興予算」は、基地を受けていれいる事への「見返り」ではない。
従って新基地に賛成か反対かで予算額が変動する性格のものではないはずだ。
また、条件付き賛成(注1)の地元にだけ直接補助金を交付するなど許されない事だ。

社説[辺野古直接補助金]地域壊す姑息な手段だ
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=143589

・注1 地元が「条件付き賛成」ではない事は、上記「沖縄タイムス」の社説の通り。

[ 関連記事 ]オール沖縄会議発足。島尻沖縄担当相は沖縄振興予算で恫喝発言。

原発問題でも、交付金のアメとムチ

原発1基再稼働で最大25億円 立地自治体に新交付金、経産省
http://this.kiji.is/42437628732899329?c=39546741839462401

一方で、停止中の原発については、交付金の算出方法を変更して減額させる。

原発再稼働しなければ交付金を減額 国が自治体へ圧力
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-12-30/2015123001_01_1.html

本来地方交付金は、時の政府が、「中央政府の言うことを聞くかどうか」で恣意的に金額を決めていいものではありません。
原発も沖縄基地も、その点では同じ構図(注2)。支配のためのアメとムチ、地方自治の破壊です。
中央集権国家・独裁国家ではない以上、地方自治体は国の下請け機関ではない。

・注2 原発は曲がりなりにも地元自治体が一度は受け入れを承認して建設されているのに対し、沖縄の基地はそうではない点が大きな違い。

これに対し、柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な泉田新潟県知事は、インタビューのあと、「ここまで言ったら危ないかも」と呟いた。
「僕は自殺しませんから。遺書が残っていても、自殺ではない。もし僕が自殺なんてことになったら、絶対に違うので調べてください」と言われた。
http://sun.ap.teacup.com/souun/11984.html
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/886145534573957dd59ccb840b2fb66f

翁長沖縄県知事と同様、住民の立場に立って闘う姿勢だ。
先に触れた「交付金減額」も、事実上、新潟を狙い撃ちにしている。

慰安婦問題も金の問題ではない

前回記事で触れた元従軍慰安婦の問題も金の問題ではない。

本当に謝罪の意思があるなら、安倍首相自らが直接当事者に会って、お詫びの言葉を述べるべきだ。
そのうえで、補償の問題は、相手の要望も聞きつつ検討すべきだが、まるで順番が逆である。
(当事者の意向も確かめず「合意」した韓国政府も問題だが、それはさて置く)

それどころか、これも前回の[ 追記 ]で触れたが、日本政府は少女像が撤去されなければ10億円を拠出しないとまで言い出した。

【速報】少女像撤去なければ10億円拠出せず
http://this.kiji.is/54930902912892936

当然韓国側の反発は強く、問題はこじれるばかりだ。
その大元は、「金さえ払えば」という日本政府の立場にある。

韓国団体、内外で少女像増設宣言 撤去拒否 慰安婦合意に影響も
http://this.kiji.is/54868275649938933
韓国、少女像報道で日本に抗議 元慰安婦側は反発
http://this.kiji.is/53448407372447752

[ 関連記事 ]慰安婦問題での妥協は米日韓の一体的有事体制のため – 今こそ先の戦争に対する真摯な反省を

基地・原発・慰安婦、我が国政府の政治手法はいつからヤクザまがいになったのか

基地・原発・慰安婦問題、それぞれ事情の異なる問題だが、本質的な解決のためにはまず相手の言い分を聞くというところから始めるしかない。
だが、我が国政府の手法はそうではない。

言う事を聞くなら金を払う、聞かないなら払わない。
単純化して言えば、ただ、これだけだ。
札束でひっぱたいて言う事を聞かせる、やくざまがいの手法(と言ったらやくざさんに失礼か)。

歴代自民党政治がまともだったとは言わないが、
それと比べても安倍政権は、特別際立って、強引さが目立つ、ネオナチ・ファシスト政権だ。

2016年、夏には参議院選挙もある。衆議院との同時選挙の可能性もある。
野党の共闘によって、この政権をやめさせなければ、日本の未来は危ない。

画像は「島ぐるみ会議」のオフィシャルサイト
http://shimagurumi.org

沖縄 島ぐるみ会議 2


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