やっと5野党が共闘で合意。平和と立憲主義を取り戻そう。[ 追記 共産候補取り下げ]

安保法制「可決」によって日本の民主主義が死んだ9月19日から5か月目の月命日にあたる今日2月19日、民主主義を生き返らせようとする運動が大きく動いた。

5野党が共同で安保法廃止法案を提出した(注1)。
また、それに先立ち5野党が党首会談を行い参院選や国会対応について協力していく方針を確認した(注2)。

出席したのは民主党、共産党、維新の党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちの野党党首。
確認されたのは4点。
1.安保法制の廃止と集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。
2.安倍内閣の打倒を目指す。
3.国政選挙で現与党およびその補完勢力を少数に追い込む。
4.国会における対応や国政選挙などあらゆる場面でできる限りの協力を行う。

4月に予定されている衆議院の補欠選挙や7月の参議院選挙での候補者の一本化など選挙協力を進めることになった。

昨日あたりから、今日の会談が前向きなものになる兆候があった。
民主・共産1人区協議へ…参院選調整、月内にも開始
http://mainichi.jp/articles/20160216/k00/00m/010/104000c

志位氏、社民党大会へ 来賓出席、共産幹部で初
社民党が「安倍政権の暴走を止める野党の結束姿勢をアピールしたい」と出席を呼び掛けた。東京都内で開く党大会には他に、民主党の枝野幸男幹事長、維新の党の今井雅人幹事長、生活の党の小沢一郎共同代表も出席する。
http://www.sankei.com/politics/news/160218/plt1602180060-n1.html

共産党、野党共闘へ候補取り下げ 衆院北海道5区補選
http://linkis.com/this.kiji.is/eCQXa

一昨日、17日にはSEALDsが声明を出した(注3)。

そして今日、国会前で反対デモが行われ7800人が参加した(注4)。
野党合意を受けて、大きく盛り上がったようだ。

2月14日の「安倍政権NO!」「野党は共闘」を求めるデモ行進
・画像は14日のデモ。毎日新聞「反安保法制」「野党は共闘」訴え 渋谷・原宿から
 14日にも、渋谷で「安倍政権NO!」「野党は共闘」を求めるデモ行進があった。
 反安保法制 「安倍政権NO」「諦めない」渋谷原宿でデモ

やっとスタートラインに立ったという印象だ。
かなり遅い気もするが、それでも大きな一歩だ。
具体化はすべてこれから、ということのようなので、またしても不協和音を奏でることなく協力して欲しい。

かたや、不気味なほど強気だった自民、ここに来て弱気か ?
自民、改憲争点化見送り 運動方針原案を修正
http://this.kiji.is/73029756278505473?s=f
もちろん争点化は避けても選挙が終われば「改憲は支持された」と言い出すに決まってる。
争点化しようとしまいと、彼らの狙いは憲法改悪。

なんとしても野党で過半数、最低でも1/3以上の議席を取って改憲を断念させよう。
もはや従来の自民党「保守」政治の延長ですらない安倍政治を終わらせよう。
一人区での協力はもちろん、複数区や衆議院選挙での協力も具体化して欲しい。

野党共闘は単なる候補者調整や票のやり取りではない。対決軸を明確にした運動だと思う。
共闘の方法論は早めに終わらせて、有権者にアピールできる「未来とビジョン」を語って欲しい。

【関連記事】
野党共闘が政策協定まとめるで一致。辺野古・普天間問題でも明確な対決軸を。
【祝】野党幹事長・書記局長会談、候補者調整をスタート。「5野党連携協議会」設置、政策協定、衆議院選挙対策も。
共産党参院選1人区、原則取り下げ決定。「民主主義制度」の下で行われる最後の選挙にしてはならない。
高止まりする安倍支持率、しかし崩壊の兆しも。誰が「安倍支持率」を作っているのか?
やっと5野党が共闘で合意。平和と立憲主義を取り戻そう。[ 追記 共産候補取り下げ]
野党は今すぐ共闘 !! そして、ビジョンと未来を語れ。今必要なのは大きなうねり。宜野湾市長選から見えてきたこと。

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・注1
安保法廃止法案を提出 5野党、違憲と訴え
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201602/CK2016021902000261.html

・注2
野党5党、安保関連法廃止法案を提出 党首会談で協力確認 日経
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS19H0H_Z10C16A2EAF000/

参院選・国会運営で連携=安保廃止法案を提出-野党5党首 時事
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201602/2016021900056&g=pol

野党5党、安保法廃止へ法案共同提出 参院選に向け協力 朝日
http://www.asahi.com/articles/ASJ2M31X5J2MUTFK003.html

あの(^_^)産経が、国民連合政府構想「断念」がよほどインパクトがあったのか、志位委員長の記者会見について長文の記事を掲載している。
記念に(笑)全文を引用しておく。(正確には断念ではなく凍結なのだが、、、、)

【共産・志位委員長記者会見詳報】ついに国民連合政府構想「横に置く」と“断念” 野党党首会談で表明 参院選1人区候補取り下げにも言及
 共産党の志位和夫委員長は19日、民主、維新、社民、生活の各党党首と国会内で開いた会談で、夏の参院選に向けて共産党が提案していた安全保障関連法廃止のための野党連立政権「国民連合政府」構想を凍結する考えを示した。構想の発表からちょうど5カ月たったが、参院選の共闘を目指す民主党などの反発に配慮し、事実上の撤回に追い込まれた形だ。志位氏は、参院選の1人区で内定済み公認候補を取り下げる可能性にも言及した。党首会談後に行った志位氏の記者会見の詳報は次の通り。

 「5野党の党首会談の報告をしたい。本日、5野党共同で安保法制、戦争法(安全保障関連法)の廃止法案を国会に提出する。そのことをまず確認した。これは、この法制に不安と怒りを持つ多くの国民の声に応えた法案だと思う。これを真剣に国会の場で、国民の前で審議することを強く求めていきたいと思う。その上で、以下4点の確認を行った」

 「第1点は、5野党として安保法制の廃止と集団的自衛権の行使容認の閣議決定撤回を共通の目標とする。第2点は、安倍晋三政権の打倒を目指す。第3点は、国政選挙で与党およびその補完勢力を少数に追い込む。第4点は、国会の対応や国政選挙などあらゆる場面で、できる限りの協力を行う。この4点の具体化を図る問題については、5野党の幹事長と書記局長間で早急に協議し、具体化を図るということを確認した。私の方では、この確認は極めて重要な確認だと考え、わが党としてもこの方向に全面的な賛同の意を表明した」

 「なお私は党首会談の場で、政権の問題について、次のように発言した。この場で他の野党の皆さんに確認、同意を求めることではないが、一言表明しておきたいと言って、次のように表明した」

 「わが党としては安保法制、戦争法の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回のためには、この2つの仕事を実行する政府が必要だと。私たちは国民連合政府と呼んでいるが、政府が必要だと主張してきたし、今もその立場は変わらない。ただ同時に、この問題については賛否さまざまだということもよく承知している。そこで政権の問題については横に置いて、選挙協力の協議に入り、今後の協議の中でわが党の主張をしていきたいと考えているという表明をした。これは党首会談での合意を求める並びではないが、わが党の表明を再度私からさせていただき、皆さんも受け止めていただいたと考えている」

 「以上が今日の党首会談の内容だが、まず安保法制、戦争法廃止法案を共同で提出したことは、この法制に対して怒りと不安をお持ちの多くの国民に応える重要な意義を持つものだと考える。党首会談の場でも表明したが、国民の前でこの法案を真剣に審議することを与党に強く求めていきたいと思う。それから5野党党首会談で国政選挙での選挙協力を行うことを確認し、それを具体化するための協議に入ることを確認したことは、『野党は共闘』という多くの国民の皆さんの声に応える極めて重要な、画期的な確認だと考えている。わが党としては、誠実かつ真剣に協議に臨み、できるだけ速やかに合意を得るようにするために全力を挙げたいと考えている」

 --国政選挙の協力とは、次の参院選やその前の衆院補選も入り、1人区の共闘がテーマになると思うが、共産党は今擁立を準備している候補者の対応はどうするのか

 「私たちとしては参院選の1人区の候補者調整にあたっては、安保法制廃止、戦争法廃止、立憲主義回復という大義の実現のために思い切った対応をしたいと考えている」

--思い切った対応とは、候補者を取り下げるということか

「思い切った対応をするということだ」

--思い切った対応をするということは、今日の党首会談で発言したのか

 「発言した」

 --思い切った対応となると、民主党も共産党も公認がいる競合区が結構あるが、そこも対象なのか

 「今日のところは、これから協議が始まるのだから、参院選の1人区での候補者調整については、安保法制、戦争法の廃止、立憲主義の回復という大義の実現のために、思い切った対応を行うということに尽きる。今日言える範囲は。候補者取り下げを思い切ってやるのかと聞かれたが、そういう形容詞をつけないでほしい。要するに、思い切った対応をするということで、今日はそこまでだ。これは今後、協議の中で私たちの態度は示していくことになるだろう。しかし、わが党としてはそういう思い切った決断をやって、大義の実現を目指すというつもりがあるということ。その表現だ」

 --思い切った対応の条件とは、安保法制の廃止と閣議決定の撤回の2つなのか

 「いろんな条件うんぬんかんぬんは、これからの協議の中で話し合っていく。ただ、私たちとしては、今日確認された政治的目標は、安保法制の廃止、閣議決定の撤回、安倍政権の打倒だ。だから、この共通の大義のために、思い切った対応をやるということだ。それ以上の具体的な問題は、協議の中で私たちの対応を示していく」

 --思い切った対応だが、党首会談で具体的な内容は話したか

 「話していない」

 --各党の反応はどうだったか

 「具体的なところまではまだ。これから協議するので、それ以上話していないが、私はこの4項目の合意が成立したのは画期的だ。非常に重要な意義を持つものだと。だから、これが確認された以上は、まず参院選の1人区で候補者調整が問題になるが、先ほど言った大義の実現のために、わが党としては思い切った対応をするつもりだと。そこまでだ、話は。それはそれぞれ受け止めていただいた」

 --それを受けて各党から発言はあったか

「それに対して、こうだというのではない。私たちとして表明した」

--補選の対応については

 「今日の協議では、補選については個々の選挙区をどうする、ああするということはやっていない。ただ、今日の確認は、国政選挙などあらゆる場面で、できる限りの協力を確認している。だから国政選挙にはいろいろな形態がある。参院選がある。総選挙もある。補選もある。さまざまな国政選挙で協力をやっていくという確認だ」

 --衆院北海道5区補選も協力するのか

「北海道5区については昨日の段階で共産党北海道委員会と民主党道連との間で基本的な合意に達したという報告を受けている。だからこれは大変筋が通った形で候補者の一本化が図られることになると考えている。大変よかった。あとは自公勢力との一騎打ちの選挙におそらくなると思うので、必ず勝ちたいと思っている」

 --衆院京都3区補選もあるが、こちらは地元の合意はできていないが、協力するのか

 「京都3区の対応については月曜日に山下芳生書記局長が記者会見で基本的な立場を述べた。それに尽きる。今言えることは」

 --国民連合政府構想を横に置くという発言は、党首会談で4点について合意した上で、志位氏が述べたのか

 「そうだ。4点にまず合意し、その上で私たちの政権についての立場を表明した。それで民主党の岡田克也代表から『今の表明、どうですか?』というのがあり、各党それぞれ承ったという形だ。合意する事項ではない。私たちとしてはそういう対応を今後もしていくということだ」

 --横に置くことになった背景や狙いは何か

 「やはり選挙が近づく下で、この問題では賛否がある。だから、私たちとしては必要だという考え方には変わりはないが、これはまず横に置いて、つまり保留して選挙協力の協議に入っていくと。協議の過程の中で引き続き議論していきたいという課題にしていくことに判断した」

 --早急に幹事長・書記局長で話し合いを進めるというが、いつまでにまとめたいか。1回目がいつか

 「これは可及的速やかに始まると思う。早急にまとめたいというのが私たちの考えだ。5野党の幹事長・書記局長官で早急に協議し、具体化を図るのが合意だから、できるだけ速やかにまとめることになると思う」

 --「まとめる」とは、幹事長レベルで大きな方針を確認して具体的な調整に入るということか

 「大きな方針はもう確認した。党首会談で。後は、選挙協力をどうするかという具体論になっていく」

 --個別の選挙区で

 「そうだ。そういう問題に入っていく」

 --北海道5区補選の無所属候補が当選した場合は無所属を通すべきか

 「(参院選の)熊本などでは当選後も無所属を貫くという合意になっている。要は、一番大事なことは安保法制の廃止、戦争法の廃止と閣議決定の撤回を中核にして協定を結ぶわけだが、これを貫く担保として無所属を貫くことはとても大事になってくるという考え方で、この間、いろいろな話し合いを行ってきた」

 「北海道5区についても、そういう話し合いのプロセスの中で筋が通った合意になったと考えている。ただ、これから先は、そうした無所属の統一候補だけではなくて、それぞれ公認候補を立てているわけで。その間の協力をどうするかということも当然問題になってくるわけだ。それは、これからの協議だ」

 --国政選挙で協力を行うというが、民主党内には保守派から共産党との選挙協力を渋る声も出ているが、こういったハードルは今後の協議で超えられると考えるか

 「これは野党の党首会談でそういう合意をしたわけだから、超えられると思う。というか、すでに超えていると思う」

 --思い切った対応は1人区のみか。複数区は現状通りか

 「参院選の1人区においてはといった通りだ。1人区では大義実現のためにわが党として思い切った対応をする」

 --国民連合政府構想には民主党の野田佳彦元首相らが強く反対していた。そういう声に配慮したのか

 「配慮というよりも、この問題については賛同いただいている党もある。しかし、まだ現状で賛同に至らない党もある。賛否さまざまなので、これは選挙の協力の協議に入る上で条件にしないで横に置くと。今後の協議の中で引き続き私たちの立場を主張するということだ。だれだれさんがどういったとかではない」

 --協議の条件にしないといったが、今後公式に協議に入っていく条件は整ったのか。今後のスケジュールはあるか

 「公式の協議に入ることを今日確認した。ただ、いついつまでというスケジュールを確認したわけではないが、私たちとしてはできるだけ早くと。この協議がまとまることを願っているし、まとめるために誠実かつ真剣に努力したい」

 --明日の社民党大会に志位氏は出席するようだが、どういう考えで行くのか

「これは先方からご招待があり、私としては応じることにした。この間、社民党さんとはさまざまな面で野党共闘をともにやってきたし、今日こういう形で重要で画期的な野党間の合意もできている。そういう状況をもって先方からご招待があったので、喜んでうかがうという返事をしている。社会党時代も含めて、調べてみたら、社民党さんの大会に私どもが参加し、ごあいさつするのは初めてのことになるということのようで、楽しみにうかがいたい。明日はそれぞれ今日の5野党の代表や幹事長がそろうことになるのではないか。社民党の大会で」

「大臣の椅子はいらない」「閣外協力でもよい」という共産党の国民連合政府構想は、かなり大幅な譲歩の上の提案だと思うが、今回それすら凍結という決断。
さらに、1人区での選挙協力についても、共産党がすでに擁立を決めた候補者を取り下げるなど「思い切った対応をする」。
なんとしても野党共闘を成功させて、選挙で勝つという決意が伝わってくる。

・注3

【SEALDsはそれでも野党共闘を求めます!!】
 昨年の夏は5党首が揃ってデモの場に来ていましたが、いざ選挙にむけて現実的な話をすると、中々野党共闘の現状は芳しくないと言われています。野党に対して「何やっているんだ」という気持ちも日に日に強くなり、もはや「野党共闘には期待せず、それぞれ戦うべきだ」という人もいます。しかし、SEALDsとしては、それでもそれぞれの利害関係を乗り越え野党が共闘し、選挙を戦うことを望みます。単純に私たちは野党の足の引っ張り合いに興味はありませんし、選挙で戦うべき相手は安倍政権です。
 私たちが「野党共闘」を望む理由は以下7つのポイントからです。
(1)参議院選挙について
 現状では野党にとってとりわけ厳しい選挙になることが予想されています。参議院選挙では議席の半分づつ選挙(改選)が行われます。前回2013年では改選121議席のうち自民党が65、公明党が11もとって圧勝、他方、民主党は17議席にとどまって厳しい結果となりました。今回改選となる議員たちが当選した2010年の参議院選挙では、民主党は政権与党であり44議席獲得していました。しかし、前回の反動として2016年には大きく減らす可能性があるのです。反対に、自公連立与党とおおさか維新などの改憲勢力は3分の2に迫ってくる危険性もあります。

(2)一人区について
 勝負を決するのに重要なのが、人口の少ない県の1人区ですが、このままでは1人区32議席全滅する可能性があります。121ある改選議席のうち32議席とは4分の1を超える割合でありとても重要です。この一人区のほとんどは、そもそも自民党に有利な選挙区でもあります。2007年に民主党が勝った選挙の時は計29の1人区のうち23で(現在の)野党が勝利しています。しかし、2010年では8つ(自民党は21)、2013年では2つしか野党は取れませんでした(自民党は29)。このままいけば2016年は計32とさらに増えた1人区で野党全滅に近いことになる危険性があります。
※2007年の段階では一人区は29でしたが、2010年には1人区は31に増え、2016年の選挙では1人区は32に増えてます。
 
(3)野党共闘をする意義
 そもそも、票が別れてしまう野党に不利な1人区で勝負を作っていくには、(ア)野党が共闘し候補者を1本化し、(イ)しかも説得力のある与野党の対立軸を有権者に提示し、(ウ)投票率を上げなければなりません。野党が分裂しお互いの票を奪い合うようでは、そもそも勝負にならないのです。
 
(4)投票率
 過去20年投票率は総じて低迷してきましたが、選挙の投票率が10%変わると全然結果は違ってきます。参議院選挙では50%代後半が常態化し、2013年前回では戦後3番目に低い52.6%までに落ち込みなかで野党が惨敗しました。最近の国政選挙で投票率が70%に迫ったのは2005年の「郵政」選挙と2009年の民主党が「政権交代」を実現した選挙だけです。逆に言えば、それほど明確な与野党対決構図が描けたら、有権者にとっても行きたい選挙となり、投票率が参議院選挙としては高い60%を超えるレベルまでいくかもしれません。ちなみに2007年に民主党がねじれ国会を実現し、安倍首相が退陣に追い込まれた時は58.6%まで上がりました。
 
(5)一人区で対立軸をつくる意義
 参議院選挙は2票制なので、1人区が与野党対決で盛り上がると、当然、比例区でも野党票は増加します。また、1人区での野党が一体となった対立構図はその他の複数区も盛り上げることが期待されます。とっても「おトク」です。
 
(6)対立軸ができずに選挙が盛り上がらない場合
 野党が分裂したままで、投票率が低迷しつづけたら、政権与党は1人区を総取りし、圧勝してしまいます。また、各地域でいっさい統一感のないまま単に野党の最も強い候補に一本化しても、全国的な与野党対決構図が描けなければ、投票率は上がらず、野党はやはり負けてしまいます。
 
(7)与党との明確な対立軸を作るために野党は共闘!!
 有権者が求めているのは野党同士の足の引っ張りあいではなく、明確な対立軸です。「国家権力の暴走を進める与党」対「自由で尊厳ある個々人の生活を守り育む野党」という全国的な与野党対決構図を野党共闘・市民の動きで実現し、選挙を盛り上げ、投票率を上げることができれば、野党にも勝機が見えてきます。
 もちろん、各地域での具体的な野党共闘のかたちはさまざま考えられます。しかしながら、与党と対立する前に、野党同士が足を引っ張り合うような現状では、中々選挙は盛り上がりません。昨年の夏、せっかく野党5党が足並みをそろえて戦ったのですから、憲法を守るという当たり前のことができていない今の政治のなかで、一丸となって選挙に戦ってほしいというのが私たちSEALDsからの要望です。
 
 難しい情勢ですが、引き続きSEALDsはデモやロビイングを通して野党共闘を求めていきます。どうか諦めずに、一緒に声を上げ続けてもらいたいです。最終的に選挙では「1人」にしか投票できません。私たちの力が合わさった時これまで以上の動きが生まれてくるはずです。
 United we stand, divided we fall.
《分裂すれば倒れ、団結すれば立ちあがる。》
UNITE !
《団結を!!》

この中でも特に(5)〜(7)は特に重要だと思う。野党共闘は単なる候補者調整や票のやり取りではない。

・注4
安保法成立5カ月、国会前で反対デモ 7800人参加
http://www.asahi.com/articles/ASJ2M5RJ3J2MUTIL03V.html

[ 2/20追記 ]
志位和夫委員長は19日の党首会談で「1人区で思い切った対応をしたい」と述べ、条件を付けずに候補者調整に応じる考えを示した。
これまでは当選後の民主党入りに反対していたが、方針を転換して容認。

参院選 共産、1人区擁立せず 他野党との競合区 毎日
 共産党は19日、夏の参院選で32ある1人区で独自候補を原則取り下げる方針を固めた。同党は現在、32選挙区中29選挙区で候補を擁立しているが、「一本化」に協力。野党票の分散を回避する考えだ。同党は同日、民主、維新、社民、生活の4党との党首会談を開き、安全保障関連法廃止などの方針で合意。共産の主張が受け入れられた格好となり、選挙協力での譲歩を決めた。

 共産は昨年9月、安保関連法廃止を目的にした「国民連合政府」構想を打ち出し、野党の選挙協力の条件としていた。しかし、志位和夫委員長は19日の党首会談で「大義実現のため構想は横に置く。1人区で思い切った対応をしたい」と述べ、条件を付けずに候補者調整に応じる考えを示した。

 5党は23日に幹事長・書記局長会談を開き、具体的な一本化の協議を開始する。

 党関係者によると、29選挙区のうち、民主と競合する14選挙区では、候補者が共産との協力を拒否する場合などを除き、取り下げる。一方、民主推薦の無所属候補と競合する山形、石川などの7選挙区については、これまでは当選後の民主党入りに反対していたが、方針を転換して容認。両党の地方組織での協議も踏まえ、取り下げる方針だ。共産のみが擁立している8選挙区については、他の4党が擁立しない場合は取り下げない。

 1人区は参院選の勝敗を左右するため、多くの選挙区で民主と競合する共産の対応が焦点になっていた。共産は、1人区取り下げによって与野党対決の構図を鮮明にすることで、比例票や複数区の得票増につなげる狙いがある。

 一方、党首会談では、民主の岡田克也代表が関連法廃止と集団的自衛権行使を認めた閣議決定の撤回▽安倍政権打倒を目指す▽国政選挙で現与党とその補完勢力を少数に追い込む▽国会対応や国政選挙のあらゆる場面で協力する−−の4点を呼びかけ、5党で合意。5党は関連法を廃止する「平和安全法制整備法廃止法案」と「国際平和支援法廃止法案」を提出した。【田所柳子、飼手勇介】

[ 2/21追記 ] 記事タイトルも一部変更しました。

参院選 共産「1人区擁立せず」 安保法廃止で競合回避
 共産党は二十日、臨時幹部会を党本部で開き、夏の参院選で三十二ある改選一人区での独自候補取り下げをめぐり協議した。民主党の公認候補などと競合する選挙区では候補者の安全保障関連法廃止への姿勢などを判断基準に、両党の合意に基づき取り下げる方針で一致した。共産党幹部は「思い切った対応を取る方針を確認した」と述べた。 
 共産党は一人区三十二のうち、二十九選挙区で公認を擁立しているが、民主党などとの「一本化」に協力し、与野党対決の構図をつくり出す狙い。野党候補が乱立すれば与党候補を利するだけだと判断した。週明けにも一人区の公認候補を集めた全国会議を開催し、こうした方針を説明。民主、維新、社民、生活四党の幹事長レベルで協議し、調整を急ぐ意向だ。
 共産党内で検討されている案では、民主の公認候補と競合する十四選挙区について、中央レベルで協議した上で対応を決める。民主推薦の無所属候補と競う七選挙区に関しては地方レベルの協議を受け、判断する。取り下げの場合、当選後も安保法廃止の立場を貫くことを条件とする方向。
 選挙区によっては共産候補への協力を求める可能性もあるとみられる。
 民主党内には根強い共産党アレルギーから「地方組織の協議に委ねる」(幹部)との声もあり、調整は難航も予想される。
 志位和夫委員長は十九日、安保法を廃止する法案二本を野党五党で共同提出したことを受け、一人区の候補者取り下げも視野に選挙協力を進める方針を表明。民主党の岡田克也代表は二十日、共産党が候補を取り下げた場合について都内で記者団に「民主候補が自民党と戦う上で非常に条件が良くなる」と歓迎した。


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