「野党統一候補」鳥越俊太郎を断固支持します。首都東京をファシストに明け渡さないために。

都知事選鳥越候補ポスター

私は「野党統一候補」鳥越俊太郎を断固支持します、これまでの経緯がどうであろうと(東京都民ではないけれど(^ ^ ; )。

候補決定に至る経過は民主的だったのか ? それでも鳥越俊太郎候補を支持する。

いわゆる「リベラル派」という人たちの中に、鳥越候補を支持しないという意見があるようだ。

・候補を決める過程が不透明で非民主的である、とか
・組織のために個人を犠牲にした、とか
・政策本位ではなく、「勝てる候補」であるかどうかを優先した、とか
・政策協定なしの共闘は「野合」である、とか

いろいろな意見が噴出している。古賀茂明氏がこんな事を書いている。

近年、都知事選は公約や政策そっちのけで、候補者の知名度を基準に選ぶ「人気投票」まがいの選挙が続いていた。
だが、こんな愚かな選挙はもうやめよう。候補者の政策をきちんと吟味して投票するために、候補者が公約を議論する公開の場を設けるべきだ。
先の参院選で32の一人区すべてに野党統一候補が誕生し、かなりの効果が出た。だが、候補統一は単なる手段。重要なのは政策だ。各候補の公約を吟味する場は、市民が主体的に候補を選ぶために不可欠なのである。
政党主導ではなく、市民が主体となって候補を擁立する。そして単なる人気者でなく、良い政策を持つ候補を選ぶ。そんな本来あるべき選挙の実現に努力していきたい。
「都知事候補」になりかけた3日間の全顛末を古賀茂明が明かす

これらの意見の大部分に私は同意する(注1)。100点満点の決め方ではなかった。それでも結論は逆だ。私は「野党統一候補」である鳥越俊太郎を支持する。

100%満足でなければ共闘はできないのか。危機感の違い。

古賀氏の意見は全くその通りだと思う。しかし、わずか3日でそれをやるのは無理だろう。数ヶ月の準備が必要かもしれない。

数ヶ月の準備をしたはずの、参議院の野党共闘も100%満足かと聞かれたら答えはNoだ。それぞれの地域で違いはあるだろうが、どうやって候補者を決めたのか、少なくとも部外者の一市民にまでよくわかる仕組みではなかったと思う。公開の討論会を経て、市民の予備投票で候補者を決める、というアイデアもあったようだが(それがベストかどうかはともかく密室で決めるよりはベター)、そのような手順で候補者を決めたところはなかった。降ろされた側の候補者と支持者は、「政策も人柄もこちらの候補者の方がずっといいのに、なぜ自分たちが降りなければならないのか」と思ったに違いない。政策に関しても、野党の共通政策はあったが、それぞれの党の本来の政策は原発、辺野古、自衛隊など、いくつもの点で相違はあった。原発や辺野古について真剣に考えている人ほどその違いは無視できない大きな違いだったはずだ。

では、野党共闘はやめるべきだったか。そんなことはない。もっとやるべきだった。複数区でも。比例区でも。一人区での統一候補は成立したが、それでも全体で見れば改憲勢力が2/3をとる事を許してしまったではないか。初めての市民プラス野党の共闘、様々な試行錯誤があっただろうし、100点でないのは仕方ない。人物も政策も手続きも100点取れなければやらない方がいいのか。

2014年の総選挙では、沖縄1区の「オール沖縄」候補は、共産党の赤嶺政賢氏だった。「オール沖縄」には保守系の人も多く参加している。一生共産党に投票する事などないだろうと考えていた人たちもそのときは共産党の候補に投票した。それに比べれば今回は「リベラル派」内部の問題ではないか。

日本の選挙での「野党共闘」など、本家中国の「国共合作」に比べたらかわいいもんだ。「日本の侵略者を追い払う」というただ一点で、昨日までドンパチ撃ち合い殺し合っていた国民党と共産党が手を結んだ。いささか大げさだと思うだろうか。今の日本はファシズム前夜だと思う。一連の選挙での共闘は、反ファシズム統一戦線(の一部)だと思う。それぐらい事態は深刻だ。参議院選挙結果をどう見ているのか。

「たかだか都知事選じゃないか」とか、「相手も分裂しているのだかにこちらも統一ではなく2候補で闘ってもいいのではないか」という意見はあまりにも事態を甘く見ている。当初、相手は分裂、こちらは統一という事で勝利間違いなし、楽勝と見る空気も一部にはあったが、とんでもない。政権与党を甘く見ていたらまた負けてしまう。

世論調査は小池氏リード。首都東京をファシストに明け渡すのか。

各報道機関が一斉に世論調査の結果を発表した。どれも「小池氏リード」である。分裂しているにもかかわらず。

都知事選、小池氏と鳥越氏が競る 共同通信

<都知事選>小池氏・鳥越氏横一線、7割が都議会「評価せず」=JX通信社独自情勢調査の詳報

都知事選、小池氏が序盤先行 鳥越・増田氏が追う 日本経済新聞

都知事選 3候補による混戦 9割が「関心」小池氏が1歩リード FNNフジテレビ

自民党支持層やはり小池百合子、増田寛也両氏に割れる…民進、共産支持層の6割近くは鳥越俊太郎氏支持 産経

東京都知事選、全国的にも小池百合子氏が人気 有権者「関心ある」 産経

小池氏、鳥越氏競り合い 増田氏が追う 毎日新聞序盤情勢

勝手な想像だが(ほんとにゲスの勘繰りです、証拠は何もない)、小池氏が自民非公認で出馬したのは、仕組まれたのではないか。猪瀬、舛添を応援してきた自民にはいいイメージはない。自民に支えられる「組織候補」のイメージはマイナスだ。さらに、非公認候補を応援したら処分するといいながら、肝心の「非公認候補」本人が何の処分もうけないのはなぜだろう。この前近代的人権無視の自民党都連の通達は、むしろ小池候補にとっては追い風だった。「組織はありません、たった一人で闘っています」と自らの信念で立候補したのに組織の支援がない「悲劇のヒロイン」を演じている。「ジャンヌ・ダルク」とまで呼ぶメディアも表れた。増田氏は「金と利権のおっさん政治家」というイメージがあるが、それとは反対のイメージを小池氏に抱く人も多いのかもしれない(あくまでイメージです、でも時に人はイメージだけで判断する。このイメージを打ち破らなければ)。

公認ではない事によって「反自民」的イメージをアピールしつつ、政策では「アベノミクスの足らない点を東京で先取り」などと使い分ける。「たった一人」と言いつつ、自民公明都議や創価学会の支援を受けている。

小泉元首相は「自民党をぶっ潰す」と言って選挙に勝利したが自民党は潰れなかった。大阪ダブル選では、安倍官邸は自民党大阪府連の候補ではなく、おおさか維新の候補を実質的には応援した。政権与党は時々不思議な行動をとる。選挙に勝つためなら何でもやる。自民党にとっては、小池氏を除名したわけではないので、小池・増田どちらが勝っても問題ない。小池氏は、「とうきょう維新」であり、自民党と対決する振りをして「小池劇場」を演出している。

小池百合子はもちろん「反自民」でも「改革派」でもない。だって自民党員なんだから。むしろウルトラ右翼である。日本会議国会議員懇談会副会長であり、差別主義者在特会やカルト集団幸福の科学とのつながりも指摘されている(小池百合子氏が表情こわばらせた “在特会との蜜月”問う声)。憲法改正論者、核武装論者でもある。極めつけのファシストそのもの。官邸の尖兵隊としての維新・橋下氏と同じものを感じてしまう。おおさか維新の会がそうであるように、ファシストほど改革者の振りをする。庶民の利益代表者であるような顔をする。

小池百合子都知事候補の公式サイトに「東京に核ミサイルを」「核武装を」「急げ軍法会議」「少子化の最大の原因は頼もしい男性が減っていること」、そして子どもの命奪う #小池百合子さんの保育政策は危険です

小悪党舛添を追い出したあと、大悪党小池を迎え入れるんですか。これでは何のために舛添を追い出したのかわからない。

東京都民の皆さん、特に、「リベラル派」でありながら今回の経緯に納得できない皆さん。その怒りや悲しみはわからなくもないです。しかし、今は内輪もめしてる時ではないです。どうか、首都東京をファシストに明け渡す事を阻止してください。リベラル派の中から棄権や白票や鳥越さん以外の名前を書く無効票が出ない事を切に願いますm(__)m。どうか鳥越氏を一丸となって応援してください。

できる事なら、ただ勝利するだけでなく、「これが民意だ」と言い切るためには「小池プラス増田の得票」を上回る大差で勝利してほしいと願っています(離れていますが応援しています)。


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・注1
まったく外部の人間の想像ですが、「選挙で勝てる候補者 = 有名人」という基準で鳥越氏が選ばれたというより、「野党4党が同意できる候補者」という基準が大前提だったように思います。その事がいいかどうかは別にして。

それともうひとつ。鳥越氏に対する批判でひとつだけ同意できないこと。「政策はこれから考える」という発言だけ取り上げて、今井絵里子や朝日なんとかと同じという批判はあまりに表面的かつ失礼。バックボーンが全く違う。急な決断なので「体系的な政策」が立候補時点でないというだけで、何も考えがないというわけではない。戦争法案に反対、沖縄・辺野古基金の共同代表、報道の自由を守るために立ち上がったジャーナリスト、そしてジャーナリストとしての数々の仕事、その事自体が公約です。
最後に元NHKのプロデューサーの永田 浩三さんの発言を貼っておきます。

・補足
宇都宮さんの支持者の一部が小池氏に流れているという噂は本当だろうか。世論調査によれば、「民進党支持層の約2割、共産党支持層の約3割が小池氏を支持」という(「産経」なのでやや眉唾だが)。こんなツイートもある。
「昨日、電話がけボランティアに参加。「宇都宮さん支持だったから鳥越さんには反感。女性で、しっかりしているから、小池候補に投票する」という人が実際に一定数いて、戦慄。小池候補、相当強敵な感じです。」というツイートもあった。もちろん大部分のコアな支持者は、宇都宮さんと180度違う小池氏に入れるなんて事はないと思うが、支持者の中にもいろいろあるから一部は流れているかもしれない。小池百合子は、小泉、橋下並にイメージ操作が上手。ここを打ち破らないと勝てないかもしれない。
おときた駿都議が、小池氏への誘導ツイートをしているのは卑劣。


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