日本政府が沖縄・高江でヘリパッド工事強行。まるで現代の「琉球処分」武力弾圧。7/22が山場か。

琉球新報朝刊

暴挙は、参議院選挙の投票日翌日、わずか9時間後の朝5時に沖縄・高江で行われた。

投票日翌日、沖縄・高江での暴挙

 夜8時の歓喜(引用者注 8時ちょうどに野党統一候補イハ洋一さんの当確が出た)の瞬間からわずか9時間後の朝5時過ぎに、激震が走った。
 大型工事車両と機動隊が隊列を組んで高江に向かっているという情報が入った。辺野古が和解している間に高江のヘリパッドを造ってしまおうという動きは進行していたので、参院選後が要注意だという覚悟はあった。しかし、まるで喜んでいる県民をあざ笑うかのように、勝利の感激に酔う頭を下から蹴り上げるようなやり方で、工事に突入した。
 国は用意周到に、参院選あけの11日早朝に向けて高江の工事再開の準備を進めていたのだ。沖縄防衛局は11日付で赤土防止条例に基づく工事の通知書を県に提出。同じ日、合わせて不法占拠している車の撤去を求める勧告をメールで県に送りつけ、それに先んじる形で早朝から高江で機動隊による制圧体制を敷きながら、トレーラーにプレハブ施設や簡易トイレを載せたものを始め、大型工事車両を米軍北部訓練場のメインゲートに搬入した。
 「これが国のやり方か! 選挙結果を踏みにじって、こんなやり方で基地建設を強行するのか!」
わずか9時間の歓喜~高江工事再開・民意圧殺の朝~

参議院選挙で野党統一候補イハ洋一さんは、現職閣僚を大差で破って当選した。沖縄県選出の衆参国会議員は全員反自民の議員となった。国はそれをあざ笑うかのように、その翌朝、暴挙に及んだ。
本部町P3C通信基地、
恩納村都市ゲリラ訓練施設、
そして辺野古、
今度は高江。
なぜ沖縄だけに基地を押し付けるのか。
どれも住民の反対で断念したではないか。
各種選挙での民意を官邸はどう思っているのか。
(宜野湾市長選でも普天間移設を掲げたが明確に辺野古への移設を掲げたわけではない)

翁長知事も高江ヘリパッドに事実上の反対表明し、沖縄県議会はヘリパッド建設中止の意見書を可決した。政府は民意を尊重しろ。警察は政治的中立を守れ。

・数少ない大手マスメディアの報道↓NEWS23

・高江ヘリパッド問題がよくわかる動画↓「標的の村」

・短縮版(15分)「標的の村」↓報道ステーション

7/22県道を封鎖して本格工事再開か。現代の「琉球処分」

いよいよ明日(日付が変わったので今日7/22)、わずか160人足らずの集落に、県外からの応援を含む(いやむしろ県外部隊の方が主力か)800人〜1000人規模の機動隊部隊が終結し、いよいよ工事を再開すると見られている。

 沖縄県国頭村と東村にまたがる米軍北部訓練場でのヘリパッド建設に向け、政府が22日早朝から県道70号の複数箇所に検問を設置して一帯を封鎖し、建設に反対する市民らがゲート前に駐車した車両などを撤去する方針を固めたことが20日、分かった。また沖縄防衛局は着陸帯建設の工期を1年1カ月から6カ月に短縮する方針で、ゲート前で座り込む市民や車両などの強制排除を図る一方、工期短縮のためゲートを使わずに建設資材などをヘリコプターで「N1」地区近くに搬入することも検討している。
22日に県道封鎖、市民の車両撤去へ 沖縄・高江のヘリパッド建設 政府、資材のヘリ「空輸」も検討

 【東・国頭】米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設に反対している市民らは21日、同ゲートを封鎖するために駐車した車やテントなどの強制的な撤去が22日早朝にも始まるとの報道に警戒を強めている。21日早朝にはゲート前に約40人の市民らが集結し、「いよいよ始まる」「何としても阻止するぞ」と気勢を上げた。
 「いよいよこの時がやってきた。機動隊と正面からはぶつからないようにしながらも、撤去させないように抗議していこう」と呼び掛けた。さらに市民らが設置した車両やテントの撤去に当たり、警察が県道を封鎖するとの報道については「何の権限があって県道の封鎖をするのか。抗議行動と併せて徹底的に追及していきたい」と力を込めた。
高江強制撤去「いよいよ始まる」 市民ら警戒、応援呼び掛け

 足立、多摩、習志野、柏、久留米、横浜、福岡…。暗闇に見慣れないナンバープレートが浮かび上がる。機動隊の警備車両、通称「かまぼこ」と呼ばれる大型車両が続々と全国各地から沖縄県北部に結集してきた。もう数え切れない。他府県から500人を超える機動隊員が一気に島に乗り込んでくるなど前代未聞のこと。これは間違いなく日本の沖縄の、いや日本の歴史に残る汚点になるだろう。
全国の機動隊、高江へ~22日にも着工か~

【沖縄・高江発】強制排除、あす未明か ゲート前緊迫

人口わずか150人ほどの高江に1000名もの機動隊。辺野古の10倍。武力による弾圧そのもの。
「1879年の琉球処分の際に、処分官・松田道之が軍隊と警察官600人を連れて来島したことを想起させる」

警察がひき逃げ

21日には、1600人が参加して現地での抗議集会が行われたが、その日の夕方、警察官がひき逃げをするという事件が起こった。

 明日にも予定される強制排除により緊迫するゲート前で、警察車両が反対派市民(男性40代)を はねた。
 警察車両は男性を後ろから突くような格好だった。背中を打った男性は短い悲鳴をあげて、その場に倒れたが、当該の警察車両はそのまま逃げ去った。
 道路交通法72条の負傷者救護義務違反(=ひき逃げ)にあたる。倒れた男性は1時間後に救急車で搬送された。
 法を守るはずの警察がひき逃げをする。日本は、無法国家、暗黒国家になり下がってしまったようだ。

【沖縄・高江発】警察が反対派市民をひき逃げ

県民の闘いは常に「非暴力」

ヘリパッドいらない住民の会
「TAKAE座り込みガイドライン」

1. 私たちは非暴力です
 コトバの暴力を含め
 誰もキズつけたくありません

2. 自分の意志で座り込みに参加しています
 誰かに何かを強いられることはありません
 自分の体調やきもちを大切に

3. いつでも愛とユーモアを!
  Let’s have a sense of humor and love!
60年前から非暴力!

この「60年前」というのは伊江島での土地闘争の事をさしているのであろう(このイラストは伊江島での土地闘争のリーダー阿波根さんだね)。

60年前から非暴力

60年前、伊江島での土地闘争で生まれた「陳情規定」にはこう書かれている。

陳情規定
一、反米的にならない事。
一、怒ったり悪口を言わないこと。
一、必要な事以外はみだりに米軍にしゃべらない事。正しい行動をとること。ウソ偽りは絶対語らない事。
一、会議の時は必ず座ること。
一、集合し米軍に応対するときは、モッコ、鎌、棒切れその他を手に持たないこと。
一、耳より上に手を上げない事。(米軍はわれわれが手をあげると暴力をふるったといって写真を撮る。)
一、大きな声を出さず、静かに話す。
一、人道、道徳、宗教の精神と態度で接衝し、布告・布令など誤った法規にとらわれず、道理を通して訴えること。
一、軍を恐れてはならない。
一、人間性においては、生産者であるわれわれ農民の方が軍人に優っている自覚を堅持し、破壊者である軍人を教え導く心構えが大切であること。
一、このお願いを通すための規定を最後まで守ること。
1954年11月23日 真謝、西崎全地主一同
(阿波根晶鴻「米軍と農民」岩波新書 より)

この闘いの中で建てられた「団結道場」の壁にはこうも書かれている。

米軍に告ぐ
一、土地を返せ ここは私たちの国
  私たちの村 私たちの土地だ
一、侵略者伊藤博文 東条の悲劇に学べ
  汝らは愛する家族が米本国で待つている
一、聖なる農民の忠告を聞け
  さらば米国は永遠に栄え
  汝らは幸福に生きのびん
○ 剣をとるもの剣にて滅ぶ (聖書)
○ 基地を持つ国は基地にて滅ぶ (歴史)
1955年5月 伊江島土地を守る会

「モッコ、鎌、棒切れその他を手に持たないこと」や「耳より上に手を上げない事」は、弾圧を避けるための当然の規定かもしれない。
「人道、道徳、宗教の精神と態度で接衝し、布告・布令など誤った法規にとらわれず、道理を通して訴えること。」「軍を恐れてはならない。」「人間性においては、生産者であるわれわれ農民の方が軍人に優っている自覚を堅持し、破壊者である軍人を教え導く心構えが大切であること。」という規定が生まれた時点で、既に、農民の心構えの方が米軍を圧倒していた。

全国から応援を

(1)日本政府とその代理機関に厳しく抗議を!
●沖縄防衛局 TEL 098-921-8131 FAX 098-921-8168
●防衛省 TEL 03-5366-3111 FAX 03-5261-8018 
コメントフォーム https://sec.mod.go.jp/mod/goikenshinsei/goikenbako/index.html
●内閣官房 03-5253-2111 
コメントフォーム https://www.kantei.go.jp/jp/forms/cas_goiken.html
●警察庁 TEL 03-3581-0141(代表)
●沖縄県警 TEL 098-863-9110 opinion@police.pref.okinawa.jp
(※警察に対する意見相談の宛先です。緊急通報ではありません。)

(2)米国政府と米軍に抗議を!
米国が「ごめん、いらない」「沖縄を返す」と言うべき。他人事は許されない。
《省略 詳細はリンク先を》

(3)沖縄が国と対峙できるよう世界中からの支持と応援メッセージを!
沖縄県知事
TEL:098-866-2460 FAX:098-869-2470
kouhou@pref.okinawa.lg.jp
〒900-8570 (郵便番号だけでもOKみたい)
沖縄県那覇市泉崎1-2-2 知事公室

東村役場 TEL:0980-43-2201 FAX:0980-43-2457
国頭村役場 TEL:0980-41-2101 FAX:0980-41-5910

(4)「オール沖縄」「島ぐるみ」会議に高江のヘリパッド反対行動と決議の要請を!
オール沖縄会議
http://all-okinawa.jp/

島ぐるみ会議
https://www.facebook.com/shimagurumi

《一部省略しました 詳細はリンク先を》
Voice TAKAE 高江の声になって下さい!

高江に行こう、そして今いる場所から出来ること!

アメリカが恐れているのは、辺野古や高江での強硬策に反発して、県民世論の矛先がより重要な嘉手納基地などに向かう事だ。当初「地位協定の改定」にとどまっていた県民世論は「海兵隊撤退」を要求するようになった。これ以上日本政府が強硬策に出るなら、「全基地撤去」「米軍撤退」に世論は向かうだろう。

・画像は琉球新報朝刊1面。

【関連記事】
沖縄「被害者を追悼し、沖縄から海兵隊の撤退を求める県民大会」に65,000人
頭を下げるアメリカ人に強い違和感。地獄への道は善意で舗装されている。
橋下徹のトンデモ発言。だが、風俗では性暴力は防げない。軍隊の「力による支配」こそが問題。基地の大幅縮小と地位協定の抜本改正を。
またしても元米兵によるレイプ殺人事件。何回繰り返されるのか、いつまで悲劇を沖縄に押し付けるのか。
沖縄での米兵によるレイプ事件。二重三重の差別構造。
和解からわずか3日で是正指示。普天間と辺野古はセットという発想こそが迷走の原因。新基地建設の理由がない。
辺野古新基地、国と県が和解。しかし国は「辺野古が唯一の解決策」という姿勢を崩さず。- 米軍は何度も撤退を検討。それを押しとどめてきたのは日本側。
【普天間・辺野古問題】安保村の官僚は時の総理(鳩山元首相)すら騙して、基地を押し付ける。
1997年5月15日、沖縄・伊江島の反戦地主は、基地ゲート前で餅をつきカチャーシーを踊った。

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・補足1
警察官も人の子、様々な警察官がいる。

・補足2
こちらのサイトも参考に
沖縄の小さな村「高江」が大変なことに、全国各地で緊急抗議行動

「沖縄高江はまるで戦争です。メディアはこの戦争を黙殺しています。この異常事態を伝えて!」三上智恵監督

「沖縄・高江で明日22日、ここ10年で最大の戦い」No.1717

Targeted Village / 標的の村 別バージョン↓ 47分

・7/22 12時 追記 琉球新報号外 国、高江の着工強行 機動隊、市民を排除 pdfファイル
琉球新報号外 高江工事強行


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