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生長の家、立正佼成会が自民・公明党不支持声明。それだけじゃない、仏教、キリスト教、イスラム教の信者も。そして創価学会員からも。【2016参議院選】

創価学会員の勇気ある行動

生長の家や立正佼成会が、今回の参議院選で与党不支持声明を出している事はネットでは知られた話ですが、それ以外の多くの宗教者も戦争法や憲法改正に反対しています。

生長の家、立正佼成会が与党不支持声明。それだけじゃない、平和を求める宗教者の声。

生長の家の声明はこちら(一部抜粋、詳細はリンク先を)。

 来る7月の参議院選挙を目前に控え、当教団は、安倍晋三首相の政治姿勢に対して明確な「反対」の意思を表明するために、「与党とその候補者を支持しない」ことを6月8日、本部の方針として決定し、全国の会員・信徒に周知することにしました。その理由は、安倍政権は民主政治の根幹をなす立憲主義を軽視し、福島第一原発事故の惨禍を省みずに原発再稼働を強行し、海外に向かっては緊張を高め、原発の技術輸出に注力するなど、私たちの信仰や信念と相容れない政策や政治運営を行ってきたからです。
 ところが安倍政権は、旧態依然たる経済発展至上主義を掲げるだけでなく、一内閣による憲法解釈の変更で「集団的自衛権」を行使できるとする”解釈改憲〟を強行し、国会での優勢を利用して11本の安全保障関連法案を一気に可決しました。これは、同政権の古い歴史認識に鑑みて、中国や韓国などの周辺諸国との軋轢を増し、平和共存の道から遠ざかる可能性を生んでいます。また、同政権は、民主政治が機能不全に陥った時代の日本社会を美化するような主張を行い、真実の報道によって政治をチェックすべき報道機関に対しては、政権に有利な方向に圧力を加える一方で、教科書の選定に深く介入するなど、国民の世論形成や青少年の思想形成にじわじわと影響力を及ぼしつつあります。
 私たちは今回、わが国の総理大臣が、本教団の元信者の誤った政治理念と時代認識に強く影響されていることを知り、彼らを説得できなかった責任を感じるとともに、日本を再び間違った道へ進ませないために、安倍政権の政治姿勢に対して明確に「反対」の意思を表明します。この目的のため、本教団は今夏の参院選においては「与党とその候補者を支持しない」との決定を行い、ここに会員・信徒への指針として周知を訴えるものです。合掌。
今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針「与党とその候補者を支持しない」

 生長の家は、宗教者としての純粋性の表現と、国の進む方向を誤らせないために、6月9日付で発表された会員・信徒への指針「与党とその候補者を支持しない」ことに加え、憲法改正を急ぐ「おおさか維新の会」、および安保関連法案に賛成した政党(自民党、公明党、日本のこころを大切にする党、日本を元気にする会、新党改革)とその候補者を支持しないことを表明します。
 なお、選挙での各個人の投票は、本人の自由意思に基づくべきですので、会員・信徒の皆さまにおいては、あくまでも各人の意思で決定して下さい。
今夏の参議院選挙に対する生長の家の方針(その2)不支持政党を追加

それに呼応する立正佼成会の声明はこちら(一部抜粋、詳細はリンク先を)。
立正佼成会と言えば、会員数公称約600万人で、幸福の科学、創価学会に次ぐ規模の新宗教教団である(幸福の科学の信者数の実体は謎 !? )。

宗教法人「生長の家」が6月9日、今夏の参議院選挙に対する教団の方針を公表されました。
「福島第一原発事故の惨禍を省みずに原発再稼動を強行」したエネルギー政策のあり方に警鐘を鳴らし、「憲法解釈の変更で『集団的自衛権』を行使できるとする〝解釈改憲〟」を憂慮する見解に、賛意を表します。
宗教法人「生長の家」の教団方針に賛意を表します。

昨年の「安全保障関連法」の強行採決によって、憲法を守るべき時の政権が恣意的に解釈を変更できる、という既成事実が生まれまし た。「あの日」、私たちは気がつかないうちに大切なものを失ってしまいました。それは信頼に基づく民主主義です。
今、私たちは危機感をもっています。 この選挙において、私たち一人ひとりが行う選択(投票)は、子どもが、孫が、そして今を生きる私たち自身が、どんな国に生きるのかを決定づけます。取り返しがつかない、まさに「切実」な日となります。いま一度、「信頼」できる政治を取り戻すために、私たち は主権者として、仏教徒として、この選挙に真摯に臨んで参ります。
第24回参議院議員選挙に向けて「私たちの切実」(pdfはこちら)

立正佼成会は、昨年(2015年)8月には、「安全保障関連法案」への重大な危惧を表明してすべてのいのちを守るためにと題する声明を発表していた。

生長の家、立正佼成会だけじゃない、平和を求める宗教者の声。仏教やキリスト教・イスラム教などの宗教者・信者が、今回の選挙で「戦争法に賛成する議員には投票しない」ことを呼びかけた。

仏教やキリスト教・イスラム教など、主催者発表で300人を超える宗教者・信者が、5月31日午後2時より、築地本願寺(東京都中央区)で「『戦争法』廃止・憲法改悪阻止をめざす宗教者・信者全国集会 『殺さない 殺させない』―今こそ、宗教者・信者として―」を開催した。参加者らは、7月10日に投開票が行われる参議院選挙で「戦争法に賛成する議員には投票しない」ことを呼び掛ける運動を全国に広げていくことを確認するアピールを採択した。
・・・・・・・・・・・・・・
この国は「今」、危機にある。
それは、70年の長きにおよぶ一人の戦死者を生み出さなかった歴史が、安保法制施行によって奪われようとしている「今」である。
それは、「過ちは二度と繰り返しません」と誓った先人たちの祈りを、憲法改悪への道筋によって踏みにじられようとしている「今」である。
それは、「経済成長」という虚妄を装いながら、実は敗戦の呪縛から自立しえない一部の政治家たちの都合によって、平和を愛する全ての人々の深い願いに応えようとしない「今」である。
「戦争法」廃止・憲法改悪阻止をめざす宗教者・信者全国集会に集うた私たちは、来る参議院選挙において、「戦争法に賛成する議員には投票しない」ことを呼びかける運動を、一人一人の宗教的活動の現場から全国に広げていくことをここに確認する。

2016年5月31日
「戦争法」廃止・憲法改悪阻止をめざす宗教者・信者全国集会 参加者一同
参院選で「戦争法に賛成する議員には投票しない」ことを呼び掛け 宗教者・信者全国集会 (関連 : 諸宗教者、信者ら改憲阻止訴え)

その他にも、直接選挙に絡めてではないが、多くの宗教者が戦争法・集団的自衛権や憲法改正に反対しています。

集団的自衛権行使容認の閣議決定に日本宗教界も反発

全日本仏教界 集団的自衛権の行使を容認する閣議決定に関する理事長談話

真宗大谷派(東本願寺)安全保障関連法案に対する宗派声明発表

大阪で9条世界宗教者会議開催 アジアの諸教会も参加し、9条改定に反対

日本最大の新興宗教団体、創価学会はどうする ? 。内部の反発も激しい。

『殺さない 殺させない』が宗教者本来の願いだとするなら、日本最大の新興宗教団体、創価学会はどうする ? 。前回記事でも少し紹介させていただいたが、公明党、創価学会はかつて熱心に平和運動に取り組んできた(自公は平和憲法を捨てた。……28年前の創価学会婦人部編『まんが・わたしたちの平和憲法』に書かれた戦争へのシナリオが今の状況とそっくり)。

集団的自衛権に反対のはずだった公明党は、あっさりと反対の旗を降ろして賛成に回った。今回の選挙でも、憲法改正について改憲派である事は認めつつも、「自民党とはアプローチの仕方が違う」などと言っているが、これまでの経過を見れば、公明党はいつも自民党とは違うと言いつつ最後は押し切られてきた。連立を離脱してでも反対を貫くという姿勢はない。自民党政治の「ブレーキ役」を自認しているようだが、これでは「アクセル役」である。ほんとうにブレーキの役割を果たしたいなら野党になればいい。与党のままで、「ブレーキ役」などというのは矛盾もはなはだしい。

そうした中で、元学会員や現役学会員からも疑問と批判の声が噴出している。まずは、公明党副委員長、運輸大臣を歴任した二見伸明氏。

公明党元幹部 安保強行採決に「公明党の行動は万死に値する」と怒り

創価学会や公明党の支持者たちが「反公明党」を掲げてデモ運動!安保法制に抗議!世論調査でも公明支持層の反発鮮明+公明党元幹部 安保強行採決に「公明党の行動は万死に値する」と怒り

安保法制成立のカギを握る公明党に、支持母体の創価学会が反発を強めている。戦争法案に反対する街頭署名やネット署名も活発化し、反乱は表に出てきた。

昨年の安保法制国会では、抗議のデモや集会に創価学会の三色旗が見られた。その動きは今も続いている。

改憲阻止をめざす創価学会員のページ

元創価学会職員3名のブログ

今回の参議院選挙に東京から立候補している三宅洋平の選挙フェス(2016年7月2日)で、4世代続く創価学会信者の創価大学生が、今の公明党がやっていることは創価学会の本来の教えに反していると批判し、創価学会員に、自分で考え行動しよう、と呼びかけた。

 創価学会男子部のニューリーダーとして活動しています。ひいばあちゃんからの信心で、学会4世です。

 本来なら公明党支持者なんですけれども、ちょっと無理です。こんなことを言うと、まずいんですけど、怖いんですけど、友達減るんですけど、指をくわえて権力を暴走させているわけにはいかないんですよ!(歓声と拍手、「頑張れ」の声援)

 なんで今、創価学会は、公明党は、安倍さんとグルになって、好き勝手やっているんでしょうか。権力を批判しない宗教は、宗教じゃない。(歓声)

 ただ、私たちの闘いは非常に険しいものがありました。『安保を批判すると地獄に落ちるぞ』って、幹部から言われました。『安保にイエスともノーとも言ってはいけない』と、創価大学の学生は箝口令が敷かれているところもあります。創価大学、創価学会は学問の自由とか、言論の自由とは程遠い、思想統制の世界に変わってきています。

 それは、きっと創価の世界に政治権力との癒着構造とか、利害構造があるからだと思います。

 でも、それって僕のひいばあちゃんが望んだ世界なんでしょうか。信仰をダシに、政治的判断を制限されて、反対意見を何も言えなくて、池田大作先生が思い描いた世界ってそんな感じなんでしょうか。

 自分の信仰を、自分の人生を、自分の幸せを、組織の意思だけに任せるのは終わりにしましょう。

 僕らはかつて『貧乏人と病人の集まり』だってふうに馬鹿にされて、いじめられてきた。でも今、馬鹿にする側にまわっているんじゃないでしょうか。組織とか、しがらみとか、功徳とか、そういう狭い殻に閉じこもっていないで、ユナイト(unite※)していきましょう。ありがとうございました」(観衆から割れんばかりの拍手が起こる)

【スピーチ全文掲載!】「これが池田大作先生が思い描いた世界なのか」三宅洋平の選挙フェスで創価学会員が安倍政権と公明党に怒りのスピーチ! 2016.7.2より抜粋

そのときの動画はこちら。

その翌日、7月3日には、創価学会本部前で抗議のサイレント・スタンディングが行われた。

「参院選では自公をギャフンと言わせるために、野党に一票を投じたい!」~安保関連法に反対する創価学会員たちが、創価学会本部前で抗議のサイレント・スタンディング!!その後、8名の学会員たちが思いのたけをぶちまけた! 2016.7.3

さらにTwitterやFacebookでこんな勇気ある発言をする学会員も。

実は、僕も創価学会員です。ですが、今回の選挙で公明党を支持することは出来ません。それは公明党が、平和主義の理念を根本的に変えてしまったからです。かつてはよく、ガンジーを例にして非暴力・不服従の平和主義を唱えてきたし、僕もそれをずっと言われて育ってきました。ですが、他国の戦争行為を後方支援すること、それは軍事用語でいえば「兵站」になりますし、立派な戦争行為です。今回の集団的自衛権の問題は、国際的に見れば戦争行為だと僕は思います。

平和主義は、世の中がどれだけ険しくても平和を祈り続ける理念では無かったのでしょうか。しかもそうした法案を、無理矢理通してしまう公明党は許せない。日本の安全保障環境が変わった、そんなこと関係無いはずです。仮に100歩譲ったとして、これまで公明党が創価学会の人が言ってきたように、自民党を見張る立場として公明党があったとしたなら、いま自民党が危険な賭けをしていることに対して、「私たち公明党が責任を持って戦争はしないように線引きをする」と約束していないじゃないですか。いまの公明党からは、覚悟と決意が全く感じられません。むしろ感じるのは自民党への妥協です。

いつも、創価学会だからといって公明党に必ずしも票を入れなくてもいいんだよって言われてきました。創価学会は、必ずしも公明党を支持する必要はない。それを根拠に政教分離を認めてもらっているはずです。もし、自分の正義が他の正義と食い違ったときに、自分の正義を選ばなければならないときがあるとしたら、いまがそのときです。
公明党はもう一度みずからの足元を見直して反省するべきときにあると僕は思っています。以上、個人的な見解を示しました。煮るなり、焼くなり、拡散してください。少しでも誰かの勇気になれれば。皆さん、自分の頭で考えて行動しましょう!!

三浦 翔さんのFacebookより【今回の参院選について】より抜粋

明日投票の今回の選挙で、もし自民・公明が議席や得票をのばす事になったら、戦争法と憲法改悪に反対し平和を求めるこうした勇気ある行動を行った創価学会員はますます圧迫されるだろう。この勇気に私たちは応えなければならない。そういう意味でも今回の選挙で自民・公明を勝たせるわけにはいかない。

・画像は、こちらのツイートのキャプチャー。

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