タグ: 民主主義

一体いつの時代の話だよ。権力者に親しければ便宜を図られ、逆らうものは社会的に抹殺される、美しい国ニッポン。加計学園疑獄はその象徴。

前川前次官記者会見

権力者が政治と国家財産を私物化し権力者に親しいものには便宜を供与し、公平公正であるべき行政をゆがめている。韓国と同じ問題、しかし対応は韓国以下。

5月30日の参議院法務委員会で安倍首相は加計学園問題に関する質問に対して「国家戦略特区全般において岩盤規制を破っていかなければいけない。既得権を持つ団体もあるし、そこに権限を持つ役所もあり、そこに挑んでいくのが安倍内閣の役割だ」と述べた。相変わらず質問には答えず、自分の言いたいことだけを言うトンチンカンな答弁で、「文科省が抵抗勢力で、自分は改革派だ」という「印象操作」「レッテル張り」を行った。

メディアでも、この問題で岩盤規制とか、政治主導とか、官邸VS官僚とかが事の本質であるという解説やコメントが多数あるが、それは事の本質ではない。
権力者が政治と国家財産を私物化し権力者に親しいものには便宜を供与し、公平公正であるべき行政をゆがめた事が問題。まるで韓国と同じである。しかし韓国では大統領が弾劾され罷免されたが、日本では政権幹部は開き直っている。日本では、国民の財産である情報までも隠匿し私物化している。これが「美しい国」の実態だ。

しかも、政権に歯向かうものは、私人であるにもかかわらず人格攻撃を受ける。その点も含め、森友学園問題と加計学園問題は、実によく似ている。そして、森友学園も加計学園も氷山の一角かもしれない(<http://light-shade.net/post-2079)。

森友・加計疑獄

画像は、東京新聞政治部さんのツイッターからお借りしました。

余談だが、森友学園の籠池氏も当時日本会議メンバーであったが、加計学園獣医学部を受け入れた愛媛県今治市の市長も日本会議である。

前文部科学省事務次官前川喜平氏の勇気ある告発。これこそ公務員のあるべき姿。

加計学園問題が動いたのは、前川前次官が勇気ある告発を行ったからだ。前川氏は朝日新聞、「週刊文春」のインタビューに応え、また記者会見を行って「総理の意向だ」「官邸の最高レベルがいっている」と記された文書が本物であると証言し、「あったものをなかったことにはできない」と発言した。「極めて薄弱な根拠のもとで規制緩和が行われた。また、そのことによって、公正公平であるべき行政がゆがめられたと私は認識しています」と述べた。

こちら↑は、フルバージョン 1時間13分

こちら↑は、ANNニュース 約5分

「総理のご意向文書は本物」文春の前次官証言報道で新聞・テレビが一斉取材へ! 一方、官邸は「口封じ逮捕」で恫喝

前川氏会見詳報(1) 「あったことをなかったことにはできない」

前川氏会見詳報(2) “総理の意向”「対応に苦慮した」

前川氏会見詳報(3) 「行政ゆがめられた」 証人喚問“参ります”

加計文書、前次官が感じた圧力 「黒を白にしろと」

加計学園問題 前川前次官が会見で暴露した「疑惑の核心」

加計学園問題の新展開「前川前次官発言」はここに注目!

公務員は官邸のために仕事をするのか、国民のために仕事をするのか。「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と定めた憲法の規定から考えて、これこそ公務員のあるべき姿だ。そうは言ってもその姿勢を貫く事によって、政権側から、また一部の心ない人々によって様々な圧力がかかる事もあるだろう。それを覚悟の証言にたくさんの賞賛の声が上がった。

「前川前次官の辞任 = 天下り処罰」と加計学園認可ごり押しはリンクしていた。前川氏が辞任にしたまさにその日に、邪魔者がいなくなったとばかりに認可。

天下り処罰も加計認可反対派の一掃が目的という記事を要約引用しておく。

昨年秋ごろ、当時文科省事務次官だった前川喜平氏が官邸の首相補佐官(和泉氏)に呼ばれ、加計学園の獣医学部開学に向けて“手続きを急げ”と圧力をかけられていたというのだ。
今回の報道は、同時期に官邸が直接、文科省に圧力をかけていたことを示す。
和泉氏は旧建設省出身で、現在は政府が名護市辺野古で進めている埋め立て工事で省庁を統括している人物であり、新国立競技場の“やり直しコンペ”を仕切ったのも和泉首相補佐官だといわれる。

加計学園の獣医学部新設には強硬に異を唱えていた吉田大輔高等教育局の首を安倍官邸が、挿げ替えたとも言われている

組織的な関与によって吉田大輔・前高等教育局長の再就職先のあっせんが横行していたことがわかり、事務次官だった前川氏は引責辞任した。

この天下り問題の端緒となったのは、新聞や週刊誌のスクープではなく、内閣府の再就職等監視委員会の調査だった。
それを1月18日のNHKが報じ、同日午前の会見では菅官房長官が「実際に報道の通りの事案が行われていたとすれば極めて遺憾」と踏み込んで発言。

翌日には官邸幹部が前川氏の責任を問い「けりをつけなければならない」と述べ(朝日新聞1月19日付)、20日付けで前川氏は退任した。

ここから先はLiteraの記事では触れられていないが、1月20日 国家戦略諮問会議で今治の区域計画を内閣総理大臣が認定した。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO11949260Q7A120C1LC0000/
http://www.ous.ac.jp/up_load_files/press/130_file.pdf
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-13/2017031301_01_1.html
・一部で翌21日という情報もあるが20日が正しいようだ。加計学園のプレスリリースが20日としているので間違いないだろう。

確かに天下りは許されない事だが、なぜ全省庁対象ではなく文科省だけなのか、という違和感があった。

霞が関の常識では、文科省の天下りなど「かわいい」ものだ。大学の事務局長くらいになっても、年収は現職時代とそれほど変わらない。2000万円にもならないケースも多い。それに比べて、財務省、経済産業省などの幹部は、一流大企業などに天下りして年収5000万円というケースも珍しくない。本来は、そうした天下りにメスを入れるべきなのに、安倍政権は、大手省庁と戦うと政権が危ないからと弱小官庁の文科省をやり玉に挙げて、いかにも安倍政権が天下りに厳しいという宣伝に使った。

古賀茂明「前川・前文科事務次官の乱は“平成の忠臣蔵” 大石内蔵助の登場は?」

“手続きを急げ”と圧力をかけられたという点に関して、補足しておくと、5/30前川氏は総理大臣補佐官から「総理は自分の口からは言えないから私が代わりに言う」などといわれたとコメントを出した。

“首相補佐官に手続き急ぐよう要求された” 前次官がコメント

前次官「補佐官の焦り感じた」 度重なる働きかけを証言

「総理は言えないから私が」と首相補佐官が…前次官証言

やはり始まった私人への人格攻撃。だが、政権側と前川氏の人格の差を見せつけただけの逆効果となった。

森友事件の際も籠池氏は嘘つきだという「印象操作」と「レッテル張り」が行われたが、前川氏に対しても人格攻撃が行われた。読売新聞が5月22日、「前川前次官 出会い系バー通い」と報じた。前川氏の会見後は、菅官房長官が執拗にこの件で一私人への人格攻撃を行った。籠池氏の場合と同じく、こんな人物のいう事が信用できますか、と言わんばかりに。しかし、どのような人物であろうと、それとこれとは別問題である。

「在職中、売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に出入りしていたことが関係者への取材でわかった。教育行政のトップとして不適切な行動に対し、批判が上がりそうだ」

辞任の前川・前文科次官、出会い系バーに出入り : 社会 : 読売新聞 …←なぜか読売のこの記事はネット上からはすでに削除されている
NEWSポストセプンのミラー

ひとつだけ最初にはっきりさせておきたい。出会い系バーが売春や援助交際の交渉の場になる事があっても、そこで性的サービスが行われる風俗店ではない。従って、出会い系バーに出入りしても違法ではないだけでなく「やましいこと」ですらない。前川氏も出会い系バーに出入りしていた事を認めている。なぜ前川氏は出会い系バーに出入りしたのか。

「出会い系バーはテレビのドキュメンタリー番組で知った。経済的に困窮した女性が朝まで居場所代わりに使ったり、そこで見つけた男性客に体を売ってお金を稼いだりしている実態は衝撃的だった。実際に生の声を聞きたくて足を運び始めた」

多いときは週に1度のペースで店に通い、女性たちの身の上話に耳を傾けた。女性たちの多くが、両親の離婚や学校の中退を経験していることを知った。

「この状態を何とかしなければという思いは、仕事の姿勢にも影響した。高校無償化や大学の給付型奨学金などに積極的に取り組んだ。私は貧困問題が日本の一番の問題だと思っている」

前川さんは辞任後、二つの夜間中学校の先生、子どもの貧困・中退対策として土曜日に学習支援を行う団体の先生として、三つのボランティア活動をしている。

前川喜平はウソつきか? インタビューで答えた“総理と加計の関係”

やましい事ではないからこそ、読売が報道する前から、出会い系バーに出入りしている事を周囲の人に話している。

「昔生活保護を受けていた女性との会話の中で「僕も貧困の話に興味を持ってバーに行ったりしているんだよ」と、読売新聞に記事が出る前に言っていた。(出会い系バーに貧困調査で行ったというのは)前川さんの言うとおりだと思う」

同じ動画だがこちらの方がやや長い
https://twitter.com/3SC5vunUPhy5Env/status/868846736449589248/video/1

「女性の貧困」「若者の貧困」は少し前から取り上げられるようになった。ジャーナリストなどが実態を「現場」で取材したからだ。ジャーナリストは「現場」に行ってもいいが、官僚が「現場」に行くのはダメなのか。出入りする事自体が問題視されるなら、ジャーナリストもNPOも仕事成り立たない。

文科省の役人が働きながら学ぶ人たちの実態を知りたくて夜間中学へ行くのはOKで、出会い系バーに行くのはNGなのか。

菅氏は「貧困調査なら出入りは1回か2回ではないか」と発言した。バカか。だからお役所仕事だといわれるのだ。

同じ「出会い系バー」という事象を前にして、前川氏と菅官房長官がいかに異なった地平からそれを見ているのか。前川氏は、そこに「女性の貧困」「若者の貧困」を見た。菅カルトは相手を貶めるための、非合法ないかがわしいものというイメージしか見えなかった。菅カルトが人格攻撃をすればするほど、前川氏と菅カルトでは、人としての格も志も格段に違いすぎると言う事を証明する事になった。自らがゲスの極みである事を証明しただけだった。

政権に歯向かうものは社会的に抹殺されるというファシズム国家に日本は成り下がってしまった。もはや法の下の平等も個人の権利も乱暴に踏みにじられている。官邸の言動は名誉毀損などの犯罪レベルだ。政権に目をつけられたら監視され、でっち上げで人格攻撃される。こんな恣意的判断ばかりの政権に「共謀罪」法など与えてしまったらどうなるのか。

救いに思えるのは、こうした状況の中で、前川氏の人となりを知る人たちが発言し、それが一気にSNSで広がった事だ。市民の側も黙ってはいなかった。

まず、前川氏の人柄を示す、退任時に全職員へ宛てたメールがネットで広がった。
「気は優しくて力持ちの文科省に」次官、全職員へメール

退任後に参加しているボランティア関係者の証言も広まった。

新幹線に乗って、毎週来てくれます。夜間中学で高齢者の方が新聞を読む手伝いをしたり、連休にもかかわらず憲法記念日には、資料を準備して憲法のお話をしてくれたりしました

前川喜平はウソつきか? インタビューで答えた“総理と加計の関係”

講演では、文部科学省の前川喜平事務次官が公立夜間中学の設置促進に向け、昨年12月に議員立法で成立した教育機会確保法や教育を受ける権利の重要性などを説明した。

福島 夜間中学に理解を「公立」設置訴える

辞任前、昨年秋の埼玉に夜間中学を作る会での前川事務次官の講演。「来年は恐らく辞めてる。これが最後です。自分は異端で組織に馴染めず、居心地が悪い。憲法26条を守りたい」

前川前事務次官が3つ掛け持ちしているというボランティアのうちのひとつ。長くなるので一部引用にとどめるが、これはぜひ全文を読んでいただきたい。読みながら、少し、ウルッと来た(^_^;)

実は、前川氏は、文部科学省をお辞めになった後、私が運営するNPO法人キッズドアで、低所得の子どもたちのためにボランティアをしてくださっていた。素性を明かさずに、一般の学生や社会人と同じようにHPからボランティア説明会に申し込み、その後ボランティア活動にも参加してくださっていた。

担当スタッフに聞くと、説明会や研修でも非常に熱心な態度で、ボランティア活動でも生徒たちに一生懸命に教えてくださっているそうだ。

「登録しているボランティアの中で唯一、2017年度全ての学習会に参加すると○をつけてくださっていて、本当に頼りになるいい人です。」

と、担当スタッフは今回の騒動を大変心配している。年間20回の活動に必ず参加すると意思表明し、実際に現場に足を運ぶことは、生半可な思いではできない。

(中略)

自分たちの都合のいいように、事実を捻じ曲げる。

大人は嘘をつく。

自分を守るためには、嘘をついてもいい。正直者はバカを見る。

子どもの頃から、こんなことを見せられて、「正義」や「勇気」のタネを持った日本の子どもたちは本当に、本当にがっかりしている。何を信じればいいのか、本当にわからない。

小さなうちから、本音と建前を使い分け、空気を読むことに神経を尖らせなければならない社会を作っているのは、私たち大人だ。

「あったものをなかったものにできない。」

前川氏が、自分には何の得もなく逆に大きなリスクがあり、さらに自分の家族やお世話になった大臣や副大臣、文部科学省の後輩たちに迷惑をかけると分かった上で、それでもこの記者会見をしたのは、

「正義はある」

ということを、子どもたちに見せたかったのではないだろうか?

「あったものをなかったものにはできない。」

そうなんだ、嘘をつかなくていいんだ、正しいものは正しいと、間違っているものは間違っていると、多くの人を敵に回しても、自分の意見をはっきりと言っていいんだ。

子どもたちとって、これほど心強いことはない。

「正義」や「勇気」のタネを自分の心に蒔いて、しっかりと育てていいんだ。

どれほど心強いだろう。

「あったものをなかったものにできない。」からもらった勇気

・出会い系バーで前川氏のお相手をした女性が取材に応じているらしい。6月1日発売の「週刊文春」で記事が載るとの情報。楽しみである。

【週刊文春 目次】【「加計スキャンダル」2大爆弾告白】<前川文科省前事務次官>、<出会い系バー相手女性>/2017年6月8日号 (6月1日 発売)「私は前川さんに救われたのです」

政権に近いか反対側にいるのかで恣意的判断がなされる。平等も公平公正も投げ捨て、前近代的社会になった美しい国ニッポン。

繰り返しになるが、今この国では、平等も公平公正も適正な手続き手続きも投げ捨てて権力に近いものには便宜が図られる。歯向かうものには、相手を陥れるため人格攻撃がなされ、監視される。沖縄の辺野古高江で見るように、場合によっては微罪やでっち上げで逮捕され長期拘置される。自分たちに都合の悪い捜査はストップさせたという疑惑も出てきた(山口レイプもみ消し事件)。

さらに、自分たちに不利な事柄には、国権の最高機関である国会でも答えない、話をそらす、資料はないと言い張る、探す気もない、出てきた資料は「怪文書」だと取り合わない。これほど国民・有権者とその代表である国会議員をバカにした話はない。情報もまた、本来国民の共有財産である。

(1)昭恵夫人を名誉校長に担げば、森友のような極右学校にタダ同然の値段で国有地が払い下げられ、(2)安倍の「腹心の友」の加計学園のためなら行政の公平性が歪められ、そのことを告発する元トップ官僚を社会的に抹殺しようとし明らかな証拠を「怪文書」として官邸が葬り去ろうとし、(3)レイプ事件を起こしても、安倍の太鼓持ちならば警察がなかったことにしてもみ消し、被害者が顔と実名を出して戦わないとならない。
安倍政権下の公権力や公共財の私物化は、ありえないレベルですよね。そしてすべて隠蔽して逃げ切ろうとしている。これってありえないよね、安倍政権のやりたい放題が目に余るよね、って職場や居酒屋でどんどん口に出して、「王様は裸だ」って言っていいんだよ、って、まだ政権批判を躊躇している人たちに知らせませんか。

中野 晃一氏のfacebook投稿

前川氏は、国会に証人として呼ばれるなら出ると発言している。拒否する理由などない。むしろ、政権側は、前川氏が嘘をついていると言うなら、偽証罪に問われる証人喚問で前川氏の証言の矛盾点を突けばよいではないか。籠池氏を呼んでなぜ前川氏は呼べないのか。

前川氏だけではない、むしろ、この件に関与したとされる内閣補佐官、内閣参与(文科官僚OBで加計学園理事)ら加計学園疑獄関係者全員、森友学園の関係者全員の証人喚問が実現するまで、国会はすべての審議をストップすべきである。

・トップの画像は朝日新聞映像報道部「加計学園問題」あの会見現場で起きていたこと…「熱気」がカメラに乗り移る 「暑かった」「地獄だな」 (Livedoor News)からお借りしました。
記者会見で前川氏が大量の汗をかいていた事をとらえてチマチマとした印象操作をしたメディアやコメンテーターがいるようですが、事実は単に「カメラのレンズが曇るほど蒸し暑かった」という事です。

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【資料】
・こちらの議事録やその分析を読むと、安倍総理が事実上の「指示」を出し、八田達夫アジア成長研究所所長、竹中平蔵東洋大教授、山本幸三特区担当大臣らが、役割分担しながらグルになって国家戦略特区諮問会議で結論を急いだ様子がわかる。
http://hunter-investigate.jp/news/2017/05/post-1054.html
http://hunter-investigate.jp/news/2017/05/post-1055.html
http://hunter-investigate.jp/news/2017/05/-15-1118121750.html

やっぱり加計学園ありき 共産党が入手した内部文書の中身

「加計ありき」共産が新資料=獣医学部新設めぐり

学部開設「総理の意向」 民進党が政府追及

加計学園問題 新学部「総理の意向」 民進指摘 文科省が記録文書

【今治発・加計疑惑】地元市長「安倍総理が全部やってくれているから…」

開学時期、加計に2カ月前伝達か 特区応募に有利、予定地資料記

「加計ありき」深まる疑念 獣医学部新設巡り記録文書次々

加計ありきは安倍首相の直接指示か 市長も「総理が主導」

【加計疑獄】安倍首相と今治市結ぶ太い絆 ― 成蹊大学アーチェリー部


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森友学園「瑞穂の國 記念小学院」爆安でゲットどころではない。実質ゼロ円 プラス キャッシュバック1億円 !! しかも教育基本法違反、ヘイトと虐待。

“愛国”学校ができるまで 名誉校長は安倍総理夫人

 ネットで話題の愛国学園「安倍晋三記念小学校」。ネットではあれほど沸騰しているのにマスメディアはほとんど報道しないか、報道しても断片的。マスメディアに比べれば、こんなブログの影響力は何万分の一、何億分の一かもしれないが、拡散のお手伝いをしよう。

 学校法人森友学園がこの春開校を目指す小学校(計画段階では安倍晋三の名を冠していたが現時点では「瑞穂の國 記念小学院」)が、格安で国有地を手に入れたという話である。「瑞穂の國記念小學院」の名誉校長は安倍晋三首相の妻、昭恵さん。校長・籠池泰典氏は「日本会議大阪」の役員だ。「日本会議」と言えばもちろん安倍氏の後ろ盾。現憲法を否定し、戦前回帰、復古主義で有名な団体である。

 1. 国有地を相場の1割程度の価格で売却した。
 2. 名誉校長は安倍夫人 !! 校長は日本会議役員。
 3. 学校法人森友学園が運営する「愛国幼稚園」こと塚本幼稚園幼児教育学園の教育内容が教育基本法無視の時代錯誤。

 突っ込みどころ満載、マスメディアにしてみれば、隣の国の大統領の職権乱用よりずっとおいしいネタだと思えるのだが、なぜか日本のマスメディアは及び腰。「天木直人のブログ」などを参考に詳細を見てみよう。

爆安でゲットどころではない。実質ゼロ円 プラス キャッシュバック1億円 !! こんな商売他にある ?

 小学校建設用地は、もともと大阪府豊中市が防災公園として整備しようと国に貸与を打診していた土地だという。
 しかし、国は貸与ではなく買い取りを求めたため、敷地の半分を買って公園にしたという経緯があるという。
 ところが昨年、森友学園が残り半分を買い取ったと聞きつけた豊中の木村真という市議が、近畿財務局に売買契約の公開請求をしたところ、売却額などが黒塗りだらけだった。そこでおかしいと思って開示訴訟に訴えた結果、しぶしぶ公表されたのが10分の一の売却価格だったという。
 しかも疑惑は売却額だけではない。
 小学校認可のプロセスもまた深刻な疑惑があるという。
 すなわち、瑞穂の國記念小學院は平成26年12月18日に開かれた大阪府教育委員会の私学審議会で、「申請内容に確認すべき点がある」として、小学校設置申請を一度却下されていたという。
 ところが、そのわずか1カ月後の平成27年1月27日に、なぜか私学審議会がわざわざ臨時会を開いて「認可適当と認める」という結論を下したとうのだ。
 当時の文科大臣は下村博文大臣であり、大阪府のトップは松井一郎知事である。
 二人とも日本会議と極めて近しい関係だ。
 あまりにも出来過ぎている。
安倍晋三・昭恵夫妻の増長に止めを刺した週刊プレーボーイ

 2010年に豊中市は、すぐ隣の土地(やや広め)を14億2300万で国から購入した。2012年には別の学校法人が5億8000万円で購入しようとしたが、国が「安すぎる」と断る。ところが2016年には森友学園が1億3400万で購入。ここまでが、「格安、相場の9割引で購入」という話である。これだけでも大問題である。しかも超低金利1%の10年払い。

 さらに国は、森友学園に補助金として1億3176万円(公益費)を支出。差し引き、学園側は、224万円で土地を手に入れた。画像は民進党玉木議員が国会で追求した時に使ったもの。国側は、実質200万円で売却した事を認めた。

「瑞穂の國 記念小学院」用地購入価格

 しかも、話はまだ続く。補助金として1億3176万円(公益費)の他に、国土交通省から約6200万円の助成金、大阪府の緑化事業で4000万の助成金。結局差し引き1億円の黒字 !! 土地はタダで手に入れた上に1億円がついて来た。ケータイじゃあるまいし、実質ゼロ円な上にキャッシュバック1億円。(大阪府の緑化事業は1000万という指摘もあるがそれにしても土地代タダで差し引き黒字である事に変わりはない)(森友学園の闇~土地の90%オフだけでなく、国土交通省、大阪府からも助成金!森友学園の国有地取得の収支などを参照)

菅野完 森友学園、あの小学校の土地で、緑化事業の申請もしとるな。これで4千万せしめとるはず。あの土地取引、9億が1億になったどころか、「土地無料+建物で6千万の助成金・緑化で四千万の助成金」で、1億儲けとるがなw / “55siryou…” http://htn.to/r9mp1A

特別に優遇される理由は、「安倍」と「日本会議」以外にどんな理由がある ?

 森友学園は、なぜこんな特別待遇を受けるのか。

 まず冒頭に指摘しておかなければいけない事は、問題になっている小学校建設を行おうとしている森友学園という学校法人の正体だ。
 この学校法人の理事長である籠池泰典という人物は、日本会議の大阪支部幹部である。
 いうまでもなく、日本会議とは、憲法改正や天皇の靖国神社参拝などを目指し、それを公言する右翼団体で、いまや安倍首相の最大の支援組織である。
 そのことはメディアの報じる通りもはや周知の事実だ。
 これ一つを取ってみても、安倍首相が無関係であるはずがない。
 しかも、この森友学園が経営している大阪の塚本幼稚園には、PTA会費不正使用疑惑や中国、韓国に対するヘイスピーチ問題などのトラブルが多発しているという。
 経理不正疑惑はもちろんのこと、ヘイトスピーチは、それが事実なら、いまではれっきとした犯罪だ。
 そのような森友学園が、今年の4月から、日本初の神学系小学校を開講するという。
 その小学校の建設用地こそ、国から市場価格の10分の一という値段で森友学園が払い下げを受けた疑惑の土地なのである。
 この払い下げ疑惑については後述するが、そもそもこの、あたらしく開校する小学校がまた問題なのだ。
 この学校の名称は「瑞穂の國記念小學院」という名前であるが、当初は安倍晋三記念小学校という名前をつけるつもりだったという。
 その証拠に、森友学園が配った小学校設立資金の寄付用紙には「安倍晋三記念小学校」となっていたらしい。
 どういう経緯で安倍晋三記念小学校から瑞穂の國記念小學院に変更されたか知らないが、もし、安倍晋三記念小学校という名前をつける気が森友学園に最初からなかったとすれば、寄付集めの便宜の為に使った詐欺的行為だ。
 どっちに転んでも、フザケタ話である。
 そして、最大のポイントは、この小学校の名誉会長に安倍昭恵夫人が就任するという事実である。
 これは紛れもない事実であり、厚顔にも今でもそれには変更はないという。
 因みに、これは週刊プレーボーイの記事には書かれていないのだが、昭恵夫人は2014年4月の時点で塚本幼稚園を訪れ、園長が「安倍首相ってどんな人?」と問いかけると、園児が「日本を守ってくれる人」と答えるのを見て、涙ながらに感動し、主人(安倍首相)に伝えると答えたと報じられていた(日刊ゲンダイ2月15日号)。
 つまり、安倍夫妻と森友学園の結びつきは、今始まった事ではなく、しかも確信的だということだ。
安倍晋三・昭恵夫妻の増長に止めを刺した週刊プレーボーイ

 現在、わかっている時点で、
 この件に関わっている役所は<財務省><文科省><国土交通省><大阪府>。
 どなたかが、『日本の役所は縦割りで、こんな優遇が一カ所に集中するはずはない』と書いていたけど、ほんとそれ。
 誰かの意思が働いたとしか思えない。
森友学園の闇~土地の90%オフだけでなく、国土交通省、大阪府からも助成金!

森友学園の戦前回帰主義・軍国主義教育は、教育基本法の下で認められるのか。ヘイトと虐待は教育以前の話

 学校法人森友学園が運営する「愛国幼稚園」こと「塚本幼稚園幼児教育学園」の教育内容が教育基本法無視の時代錯誤もはなはだしい。その点は、今回の土地問題が公になる以前からネット民の間では注目されていた。教育勅語を暗唱するとか軍歌を歌うとか、、、、。

 それだけではない、園の公式ホームページで園長がこう書いている。「日本の伝統文化を守り発展させようとする保守安倍晋三政権と、歴史と伝統の文化を崩壊し滅亡させようとする(日本衰退待望クーデター=民主・共産・社民)との攻防が今や最中である」。園長個人が個人のサイトで書くなら何を書こうと自由だ。だが園の公式サイトに園長として書くなら教育基本法違反と言わなければならない。

 第8条 (政治教育) 良識ある公民たるに必要な政治的教養は、教育上これを尊重しなければならない。
 2 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。

 特定の政党政権を支持し、野党に反対する内容は第8条2項に違反している。

 教育勅語は、皇国史観に基づき、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」と国(皇国)の為に命を捧げよという内容である。こうした内容が戦後の民主主義的価値観と相容れないのは当然である。1948年(昭和23年) 6月19日に衆議院が「教育勅語等排除に関する決議」を、参議院が「教育勅語等の失効確認に関する決議」を決議して、教育勅語は廃止・失効した。

 教育勅語を暗唱させるのは、明確な条文違反ではないかもしれないが、かなり真っ黒に近いグレーゾーンである。

 「瑞穂の國 記念小学院」は、日本で初めて、唯一の「神道」の学校となるらしい。公立学校でなければ、宗教教育、宗教活動をしても違法ではない。

 第9条 (宗教教育) 宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上これを尊重しなければならない。
 2 国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的活動をしてはならない。

 ただし、その「神道」が「国家神道」を意味するなら話は別である。国家神道を宗教と呼んでも良いのか、他の宗教と同一視していいのか、大いに疑問が残る。教育勅語にしろ国家神道にしろ、こうした戦前回帰主義を思想信条の自由、信仰の自由として認めても良いのか。ヘイトは言論の自由の枠内ではない。

 また、この学園は過激なヘイト発言でも有名だ(具体的事例はネット上に多数あるので省略する、T幼稚園退園者の会森友学園ヘイト文書配布など)。ヘイトはもちろん犯罪である。こうした教育基本法違反、ヘイトがまかり通る学園を学校法人として認可していいのか。ヘイトに関しては大阪府が調査に乗り出した。ヘイトも問題だが、『給食を時間内に食べられなかった子は廊下で食べさせられてて、園長が「ああして恥の文化を教えている」』とか、『子供が泣き止まない、母親の躾が悪いからと一方的に罵られる』とか、『鞄を勝手に捨て、新しい鞄を買わされる』とか、臭いとか、犬を捨てろとか、やっている事が教育以前のでたらめである。(←こちらは塚本幼稚園幼児教育学園の話)

 大阪府の私立学校審議会(私学審)では、学園側の収支計画についても「大丈夫か」などの不安、カリキュラムについても「どちらかというと思想教育のような部分がある。少し違和感は覚える」といった懸念が出された。14年12月の会議では結論を保留。15年1月27日に臨時の審議会を開催。指摘された問題について学園側が提出した書類についてなお「人件費が30%いかない。相当ひどいことをしないとできない」などの意見が出された。今年4月開校予定だが、現時点で認可はまだ下りていない。 府教育庁によると府が3月末に認可の是非を判断する予定だという。(大阪府私学審 委員から不安や疑問「森友学園」小学校設立 資金・教育内容)(←こちらは小学校の話)

 問題なのは、こうした森友学園のでたらめぶりについて、安倍首相は「妻から森友学園の先生の教育に対する熱意は素晴らしいと聞いている」「森友学園は私の考え方に非常に共鳴している」と国会で答弁した事だ(17日午後、衆院予算委で民進党の福島伸享氏の質問に対して)。一国の首相が、ヘイトや虐待を行う教育機関を持ち上げるなど問題外というほかない。

 野党、マスメディアには、腰砕けにならずに大いに追求してほしい。安倍政権の戦前懐古主義的根幹に関わる問題である。


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機動隊が沖縄県民に侮蔑的発言。しかし、これは沖縄だけの問題ではない。

沖縄高江に派遣されている機動隊員が、反対派住民を侮蔑する驚くべき事態が発生した。

沖縄県民を土人呼ばわりする大阪府警の機動隊員

高江警備暴言、「シナ人」も 別の大阪府警機動隊員

このような事が許されるわけがない。責任者の首が飛んでもいいくらいの出来事だ。「土人」「シナ人」て、そもそもいつの時代の話だよ。そう言う発言をする人間の人権感覚が戦前のままかよ。

沖縄に対する差別が根強くこの社会に蔓延している

今回の事件は積もり積もった沖縄への差別感情が爆発した形だ。沖縄県民を、同じ「日本国民」としてみていない、いや同じ人間としてみたいない、という事が暴露された。まさに、沖縄への構造的差別の問題である。「シナ人」に至っては中国人に対しても失礼。

差別する側は、差別される側の痛みを感じ取る事ができないのだろうか。

香山リカ@rkayama
沖縄の知人と電話した。「土人だなんて、機動隊員、疲れてたのかなー?」と明るめに言う彼女に、「残念だけど沖縄人への差別だと思う」と答えると、「やっぱそうなんだよね……」と急に涙声になった。ゴメン。差別されてるなんて認めたくないよね。認めたら心こわれるよね。絶対許さないし絶対なくす。

そして、もうひとつ。警察でどのような教育が行われているか。あからさまな敵視感情。警察はもはや「政治的中立」を放棄した(まあ、今に始まった事ではないが)。仮に相手が刑事事件の被疑者であったとしても、相手を侮蔑してよいという事にはならない。侮蔑的感情が根底にあれば、公平に職務の執行など期待できないであろう。

先の暴言は大阪府警の機動隊員だが、福岡県警も同罪である。

sunちゃん@gabigabu03
19日に名護署の抗議集会に参加したうるま市の男性によると警察官が「抗議に来る人は善良な市民ではない。出てください」と発言したという。名護署は事実関係を調査中としている。
この日 名護署前にいたのは福岡県警。

善良な市民であるかないかを決める権限など警察にはない。「反対派が善良な市民であるわけない」という予断と偏見を持ったまま、警察官が公務を行うなど許されない事だ。次々とこうした事例が発覚するという事は、これは発言した一個人、あるいは大阪府警、福岡県警だけの問題ではない。まさに警察の体質、警察での教育の問題だ。

この事態に沖縄県知事を始め、沖縄県側が反発し、批判しているのは当然であろう。

 「土人」発言は、反対運動の市民だけでなく、県民の心を深く傷つけた。警察への信頼も大きく失墜させた。機動隊員の監督責任者は県民に対し明確に謝罪し、発言した隊員を警察法や侮辱罪などの法令に基づき厳正に処罰すべきだ。
 現場の機動隊員は全国から招集されている。隊員の差別発言は、監督者の責任も問われる。隊員に対し、沖縄の基地問題や建設に反対する民情を理解させ、公正中立の立場で職務を行わせる指導、監督をおろそかにした責任は大きい。
 フェンスを挟んで向き合う市民への「土人」の暴言は、行動を抑制するのでなく挑発そのものだ。工事を邪魔する者は排除すればいいという、安倍政権、沖縄防衛局の意思を反映したものだろう。
 建設を至上命題とする政府の意を受け、あるいは指揮の下に、警察法が規定する「公平中正」を逸脱する警察活動が行われているのは明白だ。
 沖縄差別は歴史的な問題だ。琉球処分、大戦時には沖縄を本土防衛の防波堤にし、戦後は米軍占領を許し、米軍基地を集中させた。
 政府の沖縄に対する歴史に根差した「構造的差別」の延長線上に、辺野古新基地建設、ヘリパッド建設がある。
 県知事選、名護市長選、県議選ほか幾たびの国政選挙で県民は基地反対の民意を示してきた。民意を踏みにじり基地建設を強行する国家政策そのものが「構造的差別」と言わざるを得ない。
 沖縄は日本の植民地ではない。沖縄差別、今回の「土人発言」の責任は政府の差別政策にある。沖縄に対する構造的差別を改めぬ限り、不毛な対立は終わらない。
琉球新報<社説>警察「土人」発言 「構造的差別」責任は政府に

機動隊員「土人」発言 激しい罵倒 その精神構造から見えるものは

「土人」発言、沖縄県警が謝罪 「事実」「極めて遺憾」

翁長知事「言語道断」 「土人」発言、機動隊撤収にも言及

「言語道断で到底許されない」 翁長知事、「土人」発言を強く批判

他県からの機動隊の応援は、一応形式上は、沖縄県公安委員会の要請にもとづいて行われている(しかも経費は沖縄県側負担)。
沖縄県公安委員会と沖縄県知事は、応援部隊の撤収を検討すべきである。

これは沖縄への構造的差別である。しかし、沖縄だけの問題ではない。

驚くべき事に、この大阪府警機動隊員の行動を擁護したのが松井大阪府知事である。
「発言は不適切だが、個人を徹底的にたたくのは違うのではないか。相手もむちゃくちゃ言っているのに、すべて許されるのか」。
「混乱を引き起こしているのはどちらなんですか」「反対派の皆さんもね、その反対行動、あまりにも過激なんじゃないか」。
「表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのが分かりました。出張ご苦労様」。

「土人」発言報道「やり過ぎ」 松井大阪府知事が見解

<沖縄ヘリパッド>松井知事「暴言」擁護 「売り言葉に…」

沖縄ヘリパッド「土人」発言機動隊員に「出張ご苦労様」

松井一郎認証済みアカウント@gogoichiro
ネットでの映像を見ましたが、表現が不適切だとしても、大阪府警の警官が一生懸命命令に従い職務を遂行していたのがわかりました。出張ご苦労様。

知事が、公務員である警察官のヘイト発言、侮蔑的差別的態度を擁護するなど問題外である。辛坊治郎とか言うジャーナリストまがいが松井知事を擁護しているが問題外の二乗。

一方で、米山隆一新新潟県知事が立派な(というか、これがあたりまえ)ツイートをしている。

米山 隆一 ‏@RyuichiYoneyama
どのような立場でも、どのような状況でも、人は人に対して可能な限り敬意をもって接すべきです。まだ任期は始まっていませんが、私なら、自県の職員が、他県で他県の方に敬意のない対応をした時に、謝罪し、以後改めるよう強く指導することはあっても、「出張ご苦労様」ということはありません。

しかし、問題はそれだけにとどまらない。これは沖縄だけの問題ではない。
つい先日、「警察・海上保安庁・自衛隊に敬意を表す」として、首相と国会議員がスタンディングオベーションを行った。
国策のために「命を賭して任務を遂行する者」は、敬意に値する、というわけだ。国民の中に、「特別に敬意を表すべき者」と、そうでもない者が存在するという発想自体が、法の下の平等に反する。それは、裏返せば、「国策にたてつく者は非国民」という事に他ならない。
民意より、国策が大事、というわけだ。それはどこかで、非国民や敵国の人間を敵視、差別視し、ひいては虐待しようと殺害しようと、任務(国策)を遂行する者は尊いという発想につながる。憲法の精神から見たらまるで逆転の発想が、大手を降ってまかり通る。

本当に怖い時代に突入しつつある。これは沖縄だけの問題ではない。

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【10/21追記】蔓延する差別と蔑視、人権無視は構造的。
以前の記事で引用したリテラの記事をもう一度引用しておきたい。この文中の「軍隊」を「警察(あるいは松井知事、日本政府)」に、「女性」を「沖縄県民、あるいは反対派住民」と読み替えていただくと、今回の事件の背景がよくわかる。

 そして、軍事主義のジェンダー分析の第一人者であるシンシア・エンローが指摘する「軍事化された男性性」が、米軍内部でいかに形成されているかを、こう綴る。
〈軍にとって最も難しいのは、人に人を殺せと教え込むことであり、それを教え込むには、他人が自分より「劣る」生き物だという考え方を吹き込んで、周囲の人間は人間ではないと思わせることだという研究結果がある。(中略)軍の訓練と軍の日常生活の文化によって助長される、周囲の人間など人間ではないという観念の中心となるのが女性蔑視──女性は男性より劣るという考え方だ。軍の組織ぐるみの売買春は、女性など人間ではないと思わせる重要な装置であり、その考え方を不滅のものにするのが、軍事化された男性性だ〉
リテラ 沖縄米軍属の事件にも冷淡な態度の安倍首相…一方で米大学准教授がレイプ事件は基地があれば必然的に起きると指摘

国策遂行を任務とする警察官・自衛隊員は尊い存在だ。それに較べて沖縄県民や基地に反対する住民(ひいては現政権に批判的な人々)は、自分より「劣る」生き物だ。そうした感覚が警察内で助長され、一般社会でもネトウヨなどによってまき散らされる。そうした感覚抜きに警察官・自衛隊員は任務を遂行する事ができない。そうした感覚が警察や自衛隊の「中立性」を蝕む(そんなもの最初からないというご指摘もあろうが)。
自分の住む場所から地理的に遠い沖縄、そこにも人々の歴史があり文化があり、暮らしや人生がある事には思い及ばない。同様に、自分から見て思想的に遠い場所にいる「反対派住民」などの権利など考慮する必要などない。そうした「不寛容」な空気が蔓延する。それはファシズムの温床だ。


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