タグ: 辺野古

辺野古工事中断署名10万突破。目指せ30万、40万。これが民意だ。

沖縄県知事選で、沖縄県民は「辺野古基地No」の何度目かの明白な意思表示をした。しかし、日本政府は、12月14日以降、辺野古埋め立て予定地に土砂の投入を行っている。口では「沖縄に寄り添う」などと言いながら。

この辺野古の埋め立て工事の中断を求めるホワイトハウス宛の請願署名が8日から始まった。これは2月の沖縄県民投票の結果が出るまでの間、辺野古の埋め立て工事を中断してほしいという請願署名だ。このサイト「We The People(我ら人民)」で、30日以内に10万以上の署名が集まれば、ホワイトハウスが何らかの態度表明をする、という仕組みだ(注1)。開始から10日後の18日には10万を超え、20日現在14万筆の署名が集まっている。

もちろん10万を超えたから終わりではなく、まだ半分以上の期間が残っているので、より多くの署名を集め、20万、30万、40万を目指すべきだと思う。署名数が多いほど、請願としての力を持つことになるし、署名数の多い者から順に、この署名サイトのトップページに掲載されるので(注2)、目立つところに表示されれば、より多くに人にアピールできることになる。

具体的な署名の方法は極めて簡単なので、まだの人はぜひ署名と拡散にご協力ください。13歳以上なら居住地や国籍に関係なく署名できます。

辺野古工事の中断を求める署名の具体的方法は、簡単です。自分の名前とメールアドレスを入力して、届いたメールのリンクをクリックするだけ。

辺野古の工事中断を求める署名サイトはこちら
https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa

このページの右側の入力欄に、名前 (名[First name]と姓[Last name])とメールアドレスをアルファベットで入力します。

入力したメールアドレス宛に、確認のメールが届きますから、そのメールの中にある 「Confirm your signature by clicking here.」というリンクをクリツクします。忘れずにここまでやってください。名前とメアドを入力しただけでは有効になりません。

辺野古工事中断請願の手続き

民意を無視した埋め立て工事をストップさせるため、ぜひご協力をお願いします。

【参考サイト】
メール認証で署名完了 ホワイトハウスの辺野古請願

【嘆願署名】 #ホワイトハウスへ36万筆署名 「 #県民投票 がなされるまで #辺野古 #大浦湾 埋め立て作業の停止を」 (日英併記) #辺野古嘆願署名 (画像もこのサイトからお借りしました)

・「辺野古 埋め立て 署名」で検索すれば関連記事はたくさんあります。

【関連記事】
【普天間、辺野古問題】「辺野古移設が普天間の危険性除去の唯一の解決策」か。在沖米海兵隊削減は、日米両政府で合意済み。削減される部隊のための新基地も旧基地もいらない。

辺野古工事再開強行。日米会談でも「辺野古が唯一」と合意 ? だが事実は逆。海兵隊の移転と縮小に言及。なぜメデイアは伝えない。

【普天間・辺野古問題】安保村の官僚は時の総理(鳩山元首相)すら騙して、基地を押し付ける。

辺野古新基地、国と県が和解。しかし国は「辺野古が唯一の解決策」という姿勢を崩さず。- 米軍は何度も撤退を検討。それを押しとどめてきたのは日本側。


にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 ← 応援クリック、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
このサイトはリンクフリーです。リンク・シェア、大歓迎 !! 引用する場合はリンクして下さいm(__)m。


・注1
「どこに代替基地を作るかは日本政府が決めること」というのがアメリカの公式見解ですから、おそらく、そういう返事が来るでしょう。また、埋め立て工事を行っているのは日本政府であってアメリカ政府ではありません。請願内容も「県民投票の結果が出るまで工事を一時的に停止する」というものです。ホワイトハウスは60日以内に態度表明すればよいことになっているので、間に合わないかもしれません。
しかし、それでも意味はあると思います。県民投票は、沖縄県民しか投票できませんが、ヤマトの人間、海外在住の沖縄系住民、国籍問わず平和と自然環境を愛する人々にとっては数少ない意思表示の場です。またメディアも無視できなくなります。10万に近づき、10万を超えたあたりから各メディアが取り上げるようになりました。
「どこに代替基地を作るかは日本政府が決めること」という公式のアナウンスがあれば、「日米合意だから辺野古に作る」という嘘に基づいて工事を強行・容認している人たちの嘘が明らかになります。そうです。これは国民の声も沖縄の民意も尊重する気の無い日本政府(と日本国民の間)の問題なのです。日本政府のこれまでの言い分がまやかしであることが明らかになります。
そして、1つ事態が動けば、連鎖的に動くということもありえます。それが具体的に何なのかは想像もつきませんが。

・注2
ネットで、一部の人が「署名が20万を越えればホワイトハウスのトップページに掲載される」という情報を流していますが、これは何かの間違い、勘違いだと思います。ホワイトハウスの公式サイトトップページには、そもそもそのような署名を掲載するスペースがありません。
よりたくさん署名が集まれば、署名サイトのトップページに、順番に掲載される、という情報がどこかで間違って伝わったのだと思います。20日夕方現在、辺野古署名の署名数は14万で第9位。第1位のものは36万の署名を集めています。

・注3
このサイトで何度か普天間・辺野古問題に触れてきましたが、改めて簡単に整理しておきます。

普天間返還が決まったのは20年以上前のSACO最終報告。代替基地として候補に上がったのは「東海岸の海上に撤去可能なヘリポートを浮かべる」という案で、辺野古でも埋め立てでもありませんでした。耐用年数200年、辺野古弾薬庫やキャンプシュワブとの一体運用、普天間に機内接岸設備や爆弾搭載エリアを持つ辺野古基地は、もはや普天間の代替・移設先という概念を超えた機能教科の新基地です。「東海岸の海上に撤去可能なヘリポートを浮かべる」案ですら、沖縄県民が同意したわけではありません。

沖縄の海兵隊は海外にローテーションさせるため削減するというのが日米合意です。防衛省の公式サイトにも書かれています。この時点でもはや普天間の代替・移設先は不要になったはずです。しかし、日本政府が辺野古・県内移設にこだわったために、削減される部隊のために新基地を作るというおかしな事が起きました。
沖縄(日本)は中国に近すぎる、相手側ミサイルの射程内なので危険、グアムやハワイまで撤退すべきという意見もあります。
海兵隊の削減は、代替施設建設とは切り離して実行されます。削減される部隊のために、新基地は不要です。

日米で「辺野古に移設」という点で合意したことはありません。アメリカの公式見解は、「普天間代替施設(Futenma Replacement Facility: FRF)」であって特定の場所ではありません。つまり、県外でも海外でもいい。
マティス国防長官と、稲田防衛大臣の会談で「辺野古で合意した」という嘘を政府やメディアは拡散しましたが、マティス国防長官は「辺野古」という単語を一度も使っていません。それどころか、海兵隊の削減に言及しました。「この計画には,(中略)海兵隊員らをグアムに移転すること,並びに沖縄での展開規模を縮小することが含まれる」

削減されるのですから辺野古はもちろん普天間も必要ありません。「辺野古が普天間の危険性除去の唯一の解決策」という論法はごまかしです。

現在、キャンプシュワブやキャンプハンセンなどの米軍基地を、日米で合同使用する動きがあります。辺野古新基地も完成すれば自衛隊(特に自衛隊版海兵隊)が使用する可能性も高いと思います。

寝辺野古新基地はおもにゼネコンと自衛隊のためと考えられますが、米軍もはっきりいらないと言っているわけではありません。建設費全額日本側負担、駐留経費も他国に比べて安上がりとなれば入らないとは言わないでしょう。

伊波洋一参議院議員の2010年の発言
「伊波洋一さん(当時の肩書きは宜野湾市長)
アメリカはすでに、グアムへ沖縄の海兵隊部隊を移すことを決定しています。
米側の計画をよく調べてみれば、普天間の部隊はグアム移転が決まっている。そうなれば、普天間の「代替基地」というのは必要なくなる。当然、辺野古に新しい基地を造る必要はありません。
繰り返しますが、普天間基地の海兵隊はグアムへ行くんですよ。普天間は必要なくなります。それなのになぜ代替基地を造らなければならないのか。」
マガジン9「沖縄」に訊く 米軍普天間基地問題をめぐって


にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 ← 応援クリック、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。
このサイトはリンクフリーです。リンク・シェア、大歓迎 !! 引用する場合はリンクして下さいm(__)m。